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智「ま、松潤!?」
雅「嘘嘘！元に戻った!?」
智「なんで…？」
翔「…うそ…だろ…？」
和「…」
目をこすっても頬をつねってみても現実だった。
潤「帰って鍋でもしよっ」
普通に笑う潤くん。普通に話す潤くん。
でも何か違う。
僕らがこんなに困惑した表情でいるのに、そのことをまったく気にしていない。
普通すぎて怖いくらいだ。
翔「なんか…おかしい」
翔ちゃんも同じことを思ったようだ。
雅「え？」
潤「ほら！ニノが家で待ってるから、早く帰ろう」
智「もしかして」
翔「え…？」
智「もしかしてこれ、一年前に病気が発症したときの映像なんじゃないかな」
雅「なんかよくわかんないけどそうかもしんない」
和「そうだ、そうだよ。潤くんの病気が発症したとき、僕だけ家で待ってて…」
翔「あっ思い出した！鍋しようって言ってたね」
智「で、買い忘れがあったって松潤もう一回スーパーに一人で戻って…」
雅「あーっ、そうだ！で、ちょうど今日みたいになかなか帰ってこなくて心配で見に行ったら松潤がね」
翔･和「雪だるま…」
智「雪だるま作ってたね。一人で楽しそうに…」
あのときのことが、思い出したくない過去が、今僕たちの頭の中によみがえった。
翔「みんな、松潤を追うぞ！もしかしたら原因がわかるかもしれない！」
和「わかった」
そのときちょうど、松潤の
潤「あ！ごめん、キムチ買い忘れてきちゃった。みんなは先帰ってて」
という声が聞こえてきた。
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作者名：natchan | 作成日時：2013年6月22日 14時
