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北人side
樹「……」
北人「嘘、ついててごめん…」
樹「……はぁ〜、やっと言ってくれた笑」
北人「え?」
樹「俺、ずっとその言葉が聞きたかったんです」
北人「…どういうこと?」
樹「北人さんがずっと幼なじみのために頑張ってきたの知ってたから、簡単に諦めて欲しくなくて千紗のこと貰うって言ったんですよ
まぁ…北人さんと同じ、嘘ですね」
北人「………じゃあ、千紗のこと好きってやつも」
俺が言いかけた瞬間、樹が突然ソファーから降りて俺と同じ目線に座った
樹「不公平なの嫌だから、言いますね」
北人「…?」
樹「確かに、あの話した時は嘘でした
……けど、今は違う
俺も、千紗が好きです
北人さんより千紗と一緒に過ごした時間は短いかもしれないけど、
”今”の千紗と向き合っていきたいって気持ちは、北人さんより持ってる自信あります」
樹の目はさっきと変わらず真っ直ぐで
真剣なんだ、って伝わってくる
樹「だから、北人さんの本当の気持ちちゃんと聞けてよかった。
これで堂々とライバルですね」
北人「…負けないから」
樹「俺もです
…結構良い感じなんで」
北人「はぁ?!あっ、てかこの前歩いてたのってなにしてたんだよ」
樹「さぁ〜、俺と千紗だけの秘密なんで教えられないですね〜」
北人「抜けがけはズルいぞ!」
樹「恋愛は早い者勝ちですよ、笑」
さっきの真剣な空気から一転して、俺らはそのまま沢山話して飲みまくってそのまま酔いつぶれて、
次の日遅刻して陣さんに怒られた
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こばやし。(プロフ) - あんずちゃんさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えて本当に嬉しいです…頑張ります!応援よろしくお願いします(^_^) (2019年9月30日 22時) (レス) id: 63ac337f91 (このIDを非表示/違反報告)
あんずちゃん(プロフ) - すごいいいお話で好きです!これからも頑張ってください! (2019年9月27日 22時) (レス) id: d847cca69c (このIDを非表示/違反報告)
こばやし。(プロフ) - かなとさん» 教えて頂きありがとうございましたm(_ _)m (2019年9月11日 8時) (レス) id: 63ac337f91 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年9月11日 8時) (レス) id: cb71b72b95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こばやし。 | 作成日時:2019年9月11日 7時