Can't Say Goodbye【1】

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北人side





ある日、楽屋に入るとみんながいつもの倍以上の勢いで騒いでいた


近くにいた翔吾に声をかける




北人｢おはよ、なんかあったの？｣


翔吾｢あっ、北人！朝からビックニュース！！｣


北人｢何？｣









翔吾｢龍と昂秀がこの前、樹が女の子と2人で歩いてるの見たって！！｣





北人｢……は？｣




翔平｢おい龍！昂秀！それ見間違いじゃないんだな？！｣


龍｢絶っっ対あれは樹さんです！｣


昂秀｢俺らその日樹さんと午前に会ってたんですけど、朝と服同じでしたもん｣


健太｢まじか……ついに樹に彼女が……｣


慎｢まぁ、あのスペックですしね｣









嫌な予感しかしてない


樹が一緒に連れて歩くような女の子、1人しかいない



壱馬が心配そうにこっちを見てるのが分かったけど、俺はただ呆然と立ち尽くすことしかできない







翔吾｢女の子は？俺らの知ってる人？｣


龍｢いや、それがキャップ被ってて顔見えなくて｣


昂秀｢でも…あの雰囲気どっかで……｣


彰吾｢まじか！知り合いか？｣


翔平｢おい思い出せ！ひねり出せ！！｣





お願いだから言わないで


それ以上言わないで


止めに入りたいのに、動けない









昂秀｢あ、｣



｢｢おぉ？！？｣｣




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