た号作戦・編成発表 ページ1
・「長門、長門は居るか。」山本五十六(やまもといそろく)が低い声で言った。
「私はここにいます。」淡々と答えた。
「参謀本部と司令官会議の結果、大規模遠征・た号作戦を発動することになった。貴殿には発令する事と、編成を全施設に放送で伝えてくれ。編成は‐‐‐‐」
「分かりました。これから各施設に伝えます。」
「頼んだぞ。これは、人間が制海権を取り戻すための序章に当たる。華々しい戦果を挙げてくれ。」と長門の肩をポンと叩いて長門とは反対方向に北上聯と歩いて行った。
ーーーーーーーーーーー
『これから、大規模遠征作戦・た号作戦を発動する。作戦の編成を発表する。まず一航戦の赤城・加賀・伊吹。二航戦、飛龍・蒼龍。三航戦、野登呂。五航戦、翔鶴・瑞鶴・龍鶴。六航戦、信濃・阿蘇・生駒。七航戦、白龍・連鳳。空母の護衛は金剛・比叡・榛名・霧島・六甲・身延・吹雪・夕立・睦月・川内・神通・那珂だ。護衛艦隊、あづま・くろべ・さがみ・とわだ・ときわ・はまな・こんごう・まや。連合艦隊、大和・武蔵・私・陸奥・紀伊・尾張・三河・讃岐・伊勢・日向、特殊駆逐隊、剣・薙風・刀・大筒・火縄。護衛は峯風・太刀風・刈萱・冬月・矢矧・硫黄・擂鉢・暁・響・雷・電・島風。補助艦として前弩級艦隊、重巡洋艦・竹駒、鵜来・沖縄・奄美・山汐丸・しまね丸。航空隊は第153航空隊、第293航空隊、第343航空隊だ。名が無かった艦は、近海の哨戒と防衛に当たってくれ。発動は明後日〇七○○だ。以上。』
「これから、大規模遠征か。腕が訛ってきてたから丁度良いわ。」鵜来が吹雪に言った。
「鵜来さんたちは久しぶりの海戦ですもんね。」
「あぁ。思う存分暴れてやんよ。ははは。」
「何で俺等が護衛なんだよ。」しまね丸が愚痴を溢した。
「参謀本部と司令部のご決断だ、仕方ねぇよ。奴等、深海檻艦をぶっ倒せば何の問題もねぇから安心しろ。」
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:伊吹 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php?svd=sea
作成日時:2021年10月11日 0時