10 ページ10
「…彼女さんかなー」
さっきからモヤモヤして、仕方がない。
なんでこんななってるんだろ。
あたし、健二郎のこと…?
いや、それはない…はず。
剛「なにA、悩み事?」
「あ、岩ちゃん」
剛「暇だから遊びにきた」
「そっか」
…あれ、おかしい。
岩ちゃんがいま来てくれてる方が
よっぽど嬉しいはずなのに。
剛「そういえば、来る最中に
健二郎さんに出会ったんだけどさ」
「だ、誰かといた?」
剛「なんか、身長高めの女の人といた」
…やっぱり、彼女さんかな。
んー誰なんだろ、気になる。
剛「A、大丈夫?」
「え、あっ、大丈夫だよ?」
ほら、いまは岩ちゃんといてるんだから
ちゃんとしないと…。
剛「ねえ、いいこと思いついた」
「ん、なに?」
剛「いまから行っちゃおうよ、2人のところ」
「…なに言ってるの?」
剛「気になってるんでしょ?」
「う、うん」
剛「ほら、決まればすぐ行動!」
「え、ちょっと、岩ちゃん!」
岩ちゃんに腕を引っ張られて、
車に乗りこみ、健二郎を探しに
行くことになったけど…
いろいろと、大丈夫かな…。
114人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はんぺん | 作成日時:2017年4月14日 0時