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「…ん」


目が覚めると、ベッドの上で
あたしは健二郎に腕枕をされている状態だった。



健「…っ、…すぅ…」


健二郎の吐息が聞こえる。

…寝顔、可愛いな。


ほんと、あたし幸せだよ。


「ありがと」


そういって、頬にキスをした。


健「…ここは、してくれへんの?」

「…っ、健二郎起きてたの?」


腕枕していた手をあたしの後頭部に回し、
もう一方の手で、唇に触れる健二郎。


健「…だって、Aもぞもぞ動くから」

「それは、ごめん」

「それより、ここはしてくれへんの?」


ずっと、唇に手をあててこっちをみてる。

…だめ、その顔可愛すぎる。


「恥ずかしいもん」

健「昨日もっと恥ずかしいことしたやん」

「うるさ、……んっ」


引き寄せられるように、キスされた。


「…んっ、ふぁっ」

健「…やっぱ可愛ええわ」

「けんじろ、かっこいいよ」

健「…うるさいわ///…はよ、服着いや」


そういいながら、散らばった服を
かき集めながら着ていく健二郎。


「…可愛いのは、そっちじゃん」


そう思いながら、あたしも服を着始めた。




…照れてる健二郎は、ほんとに可愛い。

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作者名:はんぺん | 作成日時:2017年4月14日 0時

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