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「…よいしょっと」
ふと、みやちゃんのところに用事があって、
ソファーから立ち上がろうとしたとき、
健「…どこ行くん？」
隣に座ってた健二郎が話しかけてきた。
「みやちゃんのところ」
健「あかん」
「え、なんで？」
健「…ええやんけ、一緒におってや」
そして、またソファーに引き戻されて
膝の上に向かい合うように
乗せられて、抱きしめられた。
「…こんなに、甘えたさんだっけ」
健「うるさい」
「よちよち、かわいいでちゅね」
そういって、くしゃって健二郎の頭を撫でた。
健「…ちょ、やめろや…！」
あたしの手を退けようとする、
それを楽しんでいると、
ふと目が合って…
お互い引き寄せられるように、キスをした。
付き合い始めてわかったこと、
健二郎って本当は、寂しがり屋で甘えん坊。
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作者名：はんぺん | 作成日時：2017年4月14日 0時
