As tha gods will (ページ2)

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天使族ときたら次は魔神族か･･･
多分あのひとたちやろうなぁ、

「続いて魔神族からは、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、目黒蓮の四名」

やっぱりなぁ、魔神族の中で実力があるのってあの人達しかでてこうへんもん
あんなすごい人たちと仲良い俺って実はすごいんかな･･･？

ん？
それぞれの種族の上層部の人たちめっちゃ驚いてるやん、なんなん？初知りみたいな顔してるけど･･･
あの人たちは天神じゃないから神の声が聞こえないのか？
いや、そんなことはないはず･･･だって神は信じてるものには声が聞こえるとかっていわれとるんやろ？
俺の魔神族の友人もきこえるって言ってたほどやし･･･上層部のあのおっちゃん達
もいっつも「神のおつげ～」とか言ってたし聞こえててもおかしくないはずや･･･

「それでは最後に天神からは向井康二、以上だ」

･･･は？

い、今俺の名前呼んだ･･･？
意味分からんよ、なんでなん！？

kj「待って下さい！なんで俺がこのメンバーに入ってるんすか！？他の人は分かりますけど俺は戦う力なんて持ってませんよ！！」

そうだ、自分は戦う力なんて持っていない。そんな奴がこのメンバーの中に入っていいわけがないのだ。

そう言った俺の目を見ておっちゃんは言った

「神が決めたのだ、神が決めたことは全て正しい。逆らうことは許されない。」

･･･ほんまカミサマは信じられない、なんなん？
カミサマが本当にいるのならば姿を見せてほしいくらいだ。
そうすれば自分も少しはそのカミサマと言う存在を信じるのにな･･･まぁ、そんなことがあるはずがないだろうしそんなことがあっては神という存在ではなくなるよな。

kj「･･･分かりました。」

「以上、この九名でオリオン座の動きを阻止してくれ。」

会議が終わり、外で先ほどの出来事を思い返す

俺があの九人の中に･･･何度もこの言葉を思い出すたびに自分の場違いさにため息が出る
自分には治癒能力しかない、確かにこの能力さえあればみんなを治療することは出来るし、遠出した時も困らないだろう。しかし、本当にそれだけなのだ、治癒という力しかないのだ。元々武術は習っていたことがあったからある程度は自分の身を守ることができるが、もし他の人が危険な目に遭ったら？自分はすぐさま対処できるか？

答えはNOだ。無理に決まっている。
そんなマイナスな考えが頭の中でぐるぐる回る。

ほんと、カミサマってひどい