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JH「おっ!!ヨシヤ!いい所に!」
幸運なことに、目の前の彼の気が入口に向いた。
い、今だ!!
一瞬の隙に死ぬ気で彼の包囲から逃れる
たっ、助かった、、、、
が、目線の先には粉々のベアブリック。
いや。助かっていない。
これをどうにかしないと、生きて出られない!
スーパーレアベアブリックっ!お前!自力で元に戻れっ!!
ベアブリックに駆け寄り必死に両手で念を送ってみる
が、ベアブリックさんはビクともしない、、
JH「ギャハハッ!!wwこいつ魔法でベアブリック直す気じゃんッ!!www」
YS「誰?この子、これこの子がやったん??」
JH「おうっw、俺が来たら勝手に入ってフィギュア触ってたから、声掛けたら、こいつ、ビクッッてめっちゃ驚いてフィギュア落としやがった!!w」
お腹を抱えて笑い、自分の驚いた姿を大袈裟にモノマネする彼
と、「あー、ヒョンが悲しむなー」と困った顔をする赤髪の彼
YS「どうする?これ」
と、自分の目の前に来てしゃがみ顔を覗き込んできた
さっきの人とは異なり、前髪の隙間から覗くお人形さんのように整った瞳で問いかけてくる彼に
『何年、かかるか分からないんですけど、すこしづつ弁償します、、、』
と、土下座し、1億という借金を抱える覚悟をした。
お父さんごめんなさい。不法侵入、、(?)に器物損害という大罪を犯した親不孝な娘をどうかお許しください……
JH「働く?ここで」
頭上からの突拍子もない提案に頭に思わず声の主の方を見る
そこには相変わらずニヤニヤと不敵な笑みを浮かべる彼
え???
ハタラク???ココデ???
頭にハテナを浮かべる
YS「え??何言ってるん?」
あ、良かった。理解出来ていないのは赤髪の彼も同じだ
JH「ちょーど、雑用係欲しかったんだよね!!」
……
はぁ????
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作者名:reo | 作成日時:2024年1月14日 18時