無頓着系おんなのこ (ページ4)

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……やって、しまった……

目の前の粉々に壊れたベアブリック。

スーパーレアな物を壊してしまったショックと、生徒会室で勝手に物を触っていた自分の愚かさに放心状態でいると、

JH「うっわっ！！粉々じゃん！！w」

いつの間にか、隣に人が立っていた。

JH「いやーやっちゃったねーwこれヒョンのお気に入りなのにw」

と大声で騒ぐ彼

『すいませんっ、、弁償します』

急いで頭を下げ、相手の様子をうかがうと、

JH「できんの？？？これ結構な値段するけど？」

いじわるい顔で首左の口角を上げる彼

やばい、怖すぎるっ。。

『い、いくらですか、、、、』

JH「1億ぐらいかなーー」

い、1億！？？？？？
払えるわけないっ！！！
こちとら、制服代もケチるぐらいだぞっっ！！

あまりの金額にうろたえ、自分の犯した事の重大さに泣きそうになる。

そんな自分を見て、彼は

JH「てゆーか、何勝手に入ってきてんの？？
もしかして、俺らのファン？？」

と容赦なく距離を詰め畳み掛けてくる。

『いや、あの、すいませっ「ヒョンのコレクション壊しちゃったねー、どうすんのー？？(ﾆﾔﾆﾔ)」

半泣きの自分を面白がるように迫ってくる彼に、必死に後ずさりする

と、とうとう壁に追い詰められた。

ﾄﾞﾝっ！！

顔の横に勢いよく手が置かれ、逃げ場を塞がれる。

目の前には子犬のようなまん丸の瞳に不敵な笑みを浮かべる彼。

○られる……ｯｯ！！！！

あまりの怖さにギュッと目をつむった。

その時、、

ｶﾞﾁｬ……

YS「ジフン、、？おい！なにしてんねん！！」

生徒会室の入口の方から声がした。