無頓着系おんなのこ (ページ3)

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キーンコーンカーンコーン

と、帰りのHR終了のチャイムがなる

担任「おっしっ、今日のHRはここまで！今日の日直、このプリント生徒会室に持って行ってくれるかー」

ん、？今日の日直だと？

、、、自分じゃないか。

仕方なく、プリントを持って足早に生徒会室に向かう。

今日は早く帰らなければ行けないのにっ！

だって、今日は、、卵の特売日だから！！！！！

なかばダッシュで生徒会室にたどり着いた自分は、
恐る恐る生徒会室の扉をノックした。

…生徒会に来るの初めてだな、

コンコンコンッ

……

何も返事がない。

なんだ？？誰もいないのか？こっちは卵が待っているんだっ、早くしてくれ、

と、焦る気持ちで

『失礼しまーす』

勝手に生徒会室の扉を開けた。

……ｼｰﾝ

誰もいないのか、、、

かえって好都合だな。と思いながら教室の中に入ると、

度肝を抜かれた。

なんでかって？？

それは、、驚くほどゴージャス空間だったから。

教室2個分ぐらいの広さに、ヨーロッパ式の家具
天井からはシャンデリアがぶら下がっていた。

『なんじゃこりゃ、、』

この学校にこんな空間があったのか、、

と、あまりの煌びやかさに放心状態になってしまう。

はっ！卵！！となんとか理性を取り戻し、
多分生徒会長の席であろう机にプリントを置く。

生徒会ってこんなに権力があるのか、と感心しながらゴージャス空間を見渡す、

と、たくさんのフィギュアが置かれた棚が目に付いた。

自然と足がそちらに向かう。

その棚には、スパイダーマンやアイアンマンなどMARVELのフィギュアや、色とりどりのベアブリックなどが大量に置かれていた。

すごい、、これ、めっちゃレアなヤツじゃん、、

と、目の前のスーパーレアなベアブリックに興奮し無意識にそれを手に取る。

あまりのかっこよさに色んな角度から眺めていると

JH「なにしてんの？？？？」

と、声をかけられた。

ﾋﾞｸｯｯｯ！！！！

と、油断していた自分は、突然の声に驚き

誤って、

ベアブリックを、

落としてしまった。

ビクついた勢いで落とされたベアブリックは粉々、

……やって、しまった……