無頓着系おんなのこ (ページ11)

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YS「それにしても、えらいブカブカな制服着てるなーw
成長期、期待しすぎたん？w」

と、赤髪…ヨ、シ先輩？が袖を引っ張る。

JW「それ！俺も思ってた！」

『近所の知り合いから貰ったもので、仕立てし直すのも面倒なのでそのまま着てるんです』

近所のお兄ちゃんは175cm、自分は157cmなので、特にズボンはベルトで固定しないとずり落ちる。が、着れはするので、問題なかった。

JW「にしてもでかすぎだろw」

YS「Aちっさいから余計なw 女の子みたいw」

『自分、一応おﾝ「「あ"ぁぁぁああ"！！！！」｣

うぉ、うるさっ、

突然バカでかい奇声を発するジフン先輩
「喉の調子が悪くてっ」じゃないです、隣の生徒会長がやられてますよ

JH「ｳ"ｯｳﾝ…生徒会に入るなら、身だしなみは整えてもらわないとなー？？？」

と、生徒会長お構い無しに切り出してきた。

確かに、今の自分は眼鏡に寝ぐセットの髪、そしてブカブカな制服、と生徒会に居ると確実に浮いている。

が…

『いえ、自分が人前にでる訳でもないので結構です』

と当たり前のことを言うと

JH「そんなモサイ格好でいられたら困るんだよ」

と当たり前のように返された。

モサイ……ジョンウくんといい、ジフン先輩といい生徒会はデリカシーがないのか。デリカシーが。

JH「それに、雑用係のくせに俺に口答えしていいと思ってんの…？」

ｿﾞｸﾘｯ…

目の前のジフン先輩の表情を見て、この人には口ごたえしてはいけないと、本能的に感じたのであった。

怯えた自分に満足したのか、「まずは制服だなっ｣と勢いよく立ち上がるジフン先輩

JH「ついてこい｣

と言われたので速やかについて行った。