SEVENTEENは大家族

今日は映画の日 ページ33

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夜からのスケジュールまでの間暇だから映画を見ることにしたんだけど( 借りてきたDVD )スンチョリが暇そうにしてるから今日はスンチョリと映画鑑賞でもしようかな。



「スンチョリ〜、映画見よ〜」



SC「ん？いいよ〜」



ソファーでスマホをいじりながらゴロゴロしてたスンチョリを誘うと見るのがホラー映画だとも知らずに呑気にいいよ〜なんて言う。



「じゃあ、入れるよ〜」



SC「うん！」



スンチョリはスマホをテーブルに置くと、テレビに目を向けた。



私はDVDをセットしてスンチョリの隣に座りリモコンで器用に操作し映画が始まった。



SC「え、ちょ、ホラーなの？！聞いてない！」



初っ端から怖い雰囲気のシーンにスンチョリはやっと焦り始めた。



「だって聞かれてないも〜ん」



スンチョリはソファーの上で膝を抱えて恐る恐るだけど画面に目を向けてなんだかんだちゃんと映画を見てる。



私はこの映画何回かリピして借りて見てるからどこでどんなことが起きるかとかなんとなく把握してるけどスンチョリは初見だからさっきからちょっとしたことでも声をあげてる。



SC「わ！！びっくりした〜…」



SC「やっ！！あぁもう」



SC「おっ…ここで出てくるか…」



驚いたりブツブツなんか言ったり叫んだり、ホラー映画よりもスンチョリの反応が面白い。



映画も終盤に差し掛かり、この映画最後の最後にめちゃくちゃ怖いんだよなぁなんて思いながらスンチョリの様子を伺う。



きたきたきた…



SC「ぎゃあああああああ！！！！！」



ふふ、いい反応。



「スンチョリ、どうだった？」



スンチョリの肩をポンとするとこっちを見たスンチョリ。



SC「いやあああああ！！！！！…ってAか…」



いや、待て。私の顔見てそんな叫ぶか？！ちょっとそれは失礼ではないのか？！



というかこの感じ、この前停電になった時も同じようなことがあった気が…なんなんだ？！スンチョリは私の顔を見ると叫んでしまう的な感じなのか？



「ちょ、人の顔見て悲鳴あげるなし」



SC「いや、だって普通にあのシーン見終わったあとに肩叩かれてみ？びっくりするから！！」



「いや、あなた絶対私の顔見て悲鳴あげましたよね？！」



SC「で、でもうんまぁ面白かった！」



「おいおい、本当かいな」



そんなこんなで準備しなきゃいけない時間になり、DVDを消して仕事に行く準備を始めた私とスンチョリ。



今度はスングァナ誘おうと。



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