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押しに弱いんです ページ25

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夕方までのスケジュールを終えて、私は一人寄り道するためにみんなとは別行動。



愛用コスメブランドの新作を買って満足し、宿舎に向かって歩いていると知らない人に声をかけられた。



「お嬢ちゃん、ちょっとお待ち」



「え?私?」



話しかけてきたのは腰の曲がったおばあちゃん。



「これ、買わないかい?」



おばあちゃんが見せてくれたのは…石?



ちょっと怪しくない?これどう見てもそこらへんに落ちてる石な気がするんだけど…これどう乗り切るべきなの…。



「いや、あの…」



私が戸惑っているとおばあちゃんはこう続けた。



「この石はね、運気を上げてくれるだけじゃなくて特に、と、く、に恋愛運が良くなるんだよ!お嬢ちゃん見るところ彼氏いないね?」



とくにってめちゃくちゃ強調してくるし、しかも彼氏いないね?って余計なお世話じゃ!



でも恋愛運上がるのか…



「おいくら?」



「3万ウォンだよ」



3万ウォン…まぁ、この石で彼氏が出来るなら安いもんかと結局私は買うことにした。



今考えると、私はかなりの大バカだ。



「ただいま」



HS「あ、おかえり!どこ行ってたの?」



「お買い物!ねぇ、スニョア!これ見て!」



さっき買った石をスニョアに見せると、スニョアはその石をじーっと見たあと



HS「この石がどうしたの?公園がどっかで拾ったの?」



え、あ、どうしよう。やっぱりこの石誰が見ても普通の石なんだ。私もしかして引っかかった…?



スニョア、石投げてはキャッチしてって繰り返してるし。



「買った…」



HS「はい?!買った?!この石を?!」



「うん…」



スニョアは深くため息をついた。



HS「スンチョリヒョン!ハニヒョン!」



あ、これはやばい…スニョアが二人を呼んだということはこれから私は怒られるやつだ。



二人が来る前に逃げなければと、スニョアの手からそのごく普通の石を奪い取り部屋に行こうとしたけど…間に合いませんでした。



SC「どうした?」



JH「なんだよ、大声で」



もう逃げ場はない。ここは大人しく説教されるしかない。いや、もしかしたら二人も騙されてくれるかもしれないじゃないか…



HS「この石どう思う?」



SC「そこらへんに落ちてる石」



JH「だな」



HS「ヌナ、この石買ったんだって」



SC JH「はぁ?!」



怖い、本当怖いからその顔やめて…



「だって恋愛運が上がるって…」



案の定、こっぴどく説教くらいました。


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あみ - そうです!ミンハオリクエストのものです!覚えていて頂いてほんとに嬉しいです泣。これからもたのしみにしてます! (2019年8月24日 0時) (レス) id: c0f44251b7 (このIDを非表示/違反報告)
melody.(プロフ) - あみさん» コメントありがとうございます!もしや、ミンハオリクエストくれたあみさんですか?!^^作品読んでいただいてありがとうございます!本当嬉しいですっ!! (2019年8月15日 15時) (レス) id: 047933f534 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - もうひとつの小説から来ました!こちらも続編期待してます!頑張ってください!作者さんのふぁんです!!! (2019年8月15日 15時) (レス) id: c0f44251b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:melody. | 作成日時:2019年8月15日 2時

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