作戦実行 ページ8
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SG SIDE
作戦会議の結果、なぜか僕が( しかも消去法 )作戦実行役になった。
作戦実行当日、レンタカーを借りてスンチョリヒョンの運転でソウル図書館へメンバー全員で向かう。
WN「ここだよ」
ナビ+ウォヌヒョンの案内でわりと早く着いた。
JH「スングァナ、作戦通り上手くな」
SC「なんかあったらすぐに連絡しろよ」
なんだなんだ、プレッシャーかけてくるじゃん。
マスクだけを装着して車から降りると、さっそく図書館に入った。
図書館の中はなかなか広くて本棚がズラーっと並んだ奥の方に個々で机と椅子が並んでいる。
SG「あ、あの子かな…」
SNSにかろうじて載っていた顔写真を元にその子を探してると、机に向かって勉強?している女の子が目に入った。
顔写真を確認しながら近付く。
SG「すいません、ここ座っていいですか?」
話しかけた僕を見上げるその子は顔写真で見るよりずっと綺麗で可愛い顔をしていて、不覚にもちょっとドキッとしてしまう。
「あ、はい。どうぞ」
SG「ありがとうございます」
無事、その子の隣に座ることが出来、話しかけるタイミングを見計らう。
チラチラとその子の事を見ていると、右手首に赤い跡みたいなのが残ってるのが目に入った。
SG「あ、あの〜」
「はい?」
SG「ここの図書館よく使うんですか?」
「はい。よくここに勉強しに」
よし、今のところ怪しまれてないみたいだ。
ジスヒョンが適当にセットしてくれたヘンテコな髪型が役に立ってるな。
SG「じゃあ、この本どこらへんにあるか分かりますか?」
スマホで適当に探した文学の本の画像を見せる。
「えっと…、わかりますよ!あの、もし良かったら取ってきましょうか?私今ちょうど本戻しに行くので」
SG「いいんですか?ありがとうございます」
「いいえ」
すごいいい子だし、可愛いし、なんでこんな子が酷い目に遭うんだろう。
その子が立ち上がり、本を取りに行ったのを確認したあと飲み物を買いに行く。
カップの飲み物を二つ買い、ひとつにミョンホヒョンがくれた睡眠剤を混ぜ込んだ。
その後、その子が戻る前にと急いでまた席に戻った。
「はい、これ。多分これで合ってると思うんですが…」
SG「ありがとうございます!あの、これお礼です」
その子に睡眠剤を混ぜた飲み物を渡す。
「え、いいんですか?」
SG「はい、飲んでください」
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melody.(プロフ) - あみさん» コメントありがとうございます!最近なかなか更新できず申し訳ありませんでした、、これからも更新しますのでよろしくお願いします^^ (2019年9月9日 18時) (レス) id: 047933f534 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 更新お疲れ様です!お忙しい中更新して頂いてほんとに感謝します!忙しいなかほんとにありがとうございます! (2019年9月9日 8時) (レス) id: c0f44251b7 (このIDを非表示/違反報告)
melody.(プロフ) - 山内優菜さん» コメントありがとうございます^^体調まで気にかけていただきありがとうございます!優菜さんも熱中症など体調にお気をつけてくださいね^^ (2019年8月18日 2時) (レス) id: 047933f534 (このIDを非表示/違反報告)
山内優菜(プロフ) - 毎回楽しみにしてます!体調に気を付けて頑張って下さい(^-^)ゝ゛ (2019年8月17日 11時) (レス) id: 6807067b24 (このIDを非表示/違反報告)
melody.(プロフ) - yuinaさん» コメントありがとうございます!最近やけに忙しくなかなか更新出来ずにいましたが落ち着いてきたので更新を再開いたします!お待ちいただきありがとうございます^^更新遅くなり申し訳ありません。 (2019年8月13日 2時) (レス) id: 047933f534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:melody. | 作成日時:2019年7月31日 11時