知らなければ

旅行前日 ページ24

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楽しみにしていた旅行が、明日からということでジョンハニオッパが買ってくれた小さめのキャリーバッグに急いでパッキング中。



「えっと、これと…あ、あれも必要だ！」



ここに来た当初は私のものはほとんどなかったけど、ずいぶん前にソウルに遊びに来たスングァナのオンニが色々と私のために服やら下着やらを買ってきてくれて、おまけに化粧品や使わなくなったアイロンやコテやスキンケア商品をくれたりしてだいぶ色んなものが揃った。



スングァナのオンニに感謝しかない。



JN「A〜、パッキング終わった？」



コンコンとノックして部屋に入ってきたのはジュニオッパ。



「ジュニオッパは終わったの？私はもうちょっとで終わるよ！」



JN「終わったよ！なんか手伝おうか？」



「ううん！大丈夫！もうすぐ終わるし！」



あとは、下着をジップロックに入れて部屋着を入れるだけでパッキングは終わりそう。



なんで女子はこんなにも荷物が多くなるんだろ。



しかもせっかくの旅行なのに女の子の日来ちゃうし余計荷物が多くなる。



JN「あ、これ入れ忘れてるよ！」



「え？」



ジュニオッパが渡してくれたのは女子痛のお薬。



「あ、ありがとう！」



JN「途中でお腹痛くなったり体調崩したら大変だからね！忘れないようにっ！」



優しいんだけど、なんか変に気まずい。



なんとかパッキングも終わり、夜ご飯できたよとミンギュが呼びに来たからリビングへと向かった。



「うわ〜、美味しそう！」



MG「でしょでしょ？！これ初めて作ってみたんだ！日本食で、肉じゃがっていうんだって！」



「肉じゃが？美味しそう！いただきますっ！」



じゃがいもを口に入れた瞬間、口の中に広がるほんのりとした甘さとじゃがいものホクホク感。



「美味しい！」



MG「でしょ？！よかった！喜んでもらえて！」



ご飯に合うし本当に美味しすぎる。



HS「明日何時に出るんだっけ？」



VN「朝の8時出発だよ」



DK「楽しみだね！ね、A！」



「うん！楽しみ！でもどこに行くの？」



「「それは秘密！！」」



行き先はサプライズみたいで誰も教えてくれなかった。



なんか尚更楽しみだなぁ。



JN「いっぱい写真撮ろうね！」



JS「そうだね！たくさん思い出つくろ！」



「うん！」



夜ご飯も食べ終わり、みんな順番にお風呂に入りみんな早めに眠りについた。



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