誤解されたまま ページ17
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SC SIDE
Aちゃんのいる部屋に入ると、Aちゃんはカーテンを閉め切った薄暗い部屋の片隅で怯えたように座り込んでいて明らかに様子がおかしかった。
話しかけたけど拒否され、挙句部屋から出ていってしまった。
SC「やばい!!Aちゃん出て行っちゃった!」
勢いよくリビングのドアを開け、リビングにいたメンバーにAちゃんが出て行ってしまったことを伝えるとみんな焦りだした。
JH「は?!出て行ったってなんで?!」
SC「わからん…、部屋に入ったらAちゃんの様子おかしくて…話しかけたんだけど…。お前らなんか話したりしてない?!」
JS「話…?リビングでAちゃんが来た時のこととかは話したよ」
SC「それ聞かれてた可能性は?!」
WN「ないと思うよ?だってリビングにAちゃんいなかったし…」
DK「もしかして、トイレかなんかでリビング来た時に聞こえちゃったとか…?」
ドギョミの一言にその場にいた全員が冷静さを失った。
多分、Aちゃんはなにか聞いてしかも誤解してるんだ。
JS「どうしよう…」
WN「探すしか…」
探すったってどこを?そもそも俺らはAちゃんがどこに住んでたかも何をしてる子なのかも連絡先すら知らない。
せめて仲良くなった時に連絡先を交換しとくべきだった。
JH「とりあえず周辺探すしかないだろ!!」
SC「そうだな!探そう!他のメンバーも呼んでくる!」
急遽他のメンバーも呼んで宿舎にいた全員で探すことになった。
宿舎を出て、何人かに分かれ周辺を探し始めた。
SC「Aちゃん?」
DN「ヌナ〜!」
SC「ジュニ、そっちはどう?!」
JN「いない…」
俺はチャニとジュニと一緒に探すことになり、とにかく宿舎周辺をくまなく探した。
JN「雨だ…」
最悪にも雨が降り出してきて、他の場所を探してるメンバーとも連絡を取り一旦宿舎に戻ることになった。
宿舎に入り、濡れた服を脱ぎ捨て体を拭く。
その間もAちゃんのあの怯えた感じの姿が頭から離れなくて見つけてあげれない自分にも誤解を生んでしまった自分にも腹が立った。
DK「どこ行っちゃったんだろ…」
SG「Aちゃん、行くところあるのかな…」
みんな当たり前に心配していて、リビングには暗い雰囲気が漂っていた。
今ただAちゃんが無事であることと雨が早く止むことを祈るしかなかった。
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melody.(プロフ) - あみさん» コメントありがとうございます!最近なかなか更新できず申し訳ありませんでした、、これからも更新しますのでよろしくお願いします^^ (2019年9月9日 18時) (レス) id: 047933f534 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 更新お疲れ様です!お忙しい中更新して頂いてほんとに感謝します!忙しいなかほんとにありがとうございます! (2019年9月9日 8時) (レス) id: c0f44251b7 (このIDを非表示/違反報告)
melody.(プロフ) - 山内優菜さん» コメントありがとうございます^^体調まで気にかけていただきありがとうございます!優菜さんも熱中症など体調にお気をつけてくださいね^^ (2019年8月18日 2時) (レス) id: 047933f534 (このIDを非表示/違反報告)
山内優菜(プロフ) - 毎回楽しみにしてます!体調に気を付けて頑張って下さい(^-^)ゝ゛ (2019年8月17日 11時) (レス) id: 6807067b24 (このIDを非表示/違反報告)
melody.(プロフ) - yuinaさん» コメントありがとうございます!最近やけに忙しくなかなか更新出来ずにいましたが落ち着いてきたので更新を再開いたします!お待ちいただきありがとうございます^^更新遅くなり申し訳ありません。 (2019年8月13日 2時) (レス) id: 047933f534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:melody. | 作成日時:2019年7月31日 11時