５０話 ページ50
即座に察した私は調子に乗って
A「あ、大倉くん、偶然ですねー帰りですか？
私も帰りなんですけど、ここ寄ろうと思ったら定休日みたいで。はは。
ありがとうございます。」
聞かれてもないことをべらべらしゃべった挙句に大倉くんの手を取る。
正確には取ろう、とした。
大倉「あ、あかん。俺なんで手貸そうとしてんねやろ。
声かけんなって自分で言うたばっかやんな〜」
あっはっはーと笑って、手が触れる寸前でしまわれた。
私の手はもちろん何もない空気を切って地面に落ちる。
え、なにそれ、なんの嫌がらせですか、たち悪い。
少しイラッとしながら力を入れて一人で立つ。
大倉「今日、来てくれてたやろ？ありがとうな。」
そういって微笑む大倉くん。
その笑顔だけで、さっきのイラっとなんて一瞬で消える。
A「気づいてくれてたんですね。」
大倉「そりゃまあなー、俺らからも結構見えんねんで。」
じゃあ私のことはどう見えてるんですか
そんなことを聞いたらうざがられそうでもちろん聞けない。
私ができることなんてせいぜい、意識しすぎと緊張でひきつる笑顔を浮かべるくらい。
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秋雨月。(プロフ) - 鈴華さん» ありがとうございます、信じられないくらい元気です（笑）鈴華さんも気を付けてくださいね。ありがとうございます！ (2017年2月2日 22時) (
レス) id: fc806f3cd0 (このIDを非表示/違反報告)
秋雨月。(プロフ) - ゆうちんさん» 初めまして。復活して戻ってまいりました。そんな風に言っていただけてとても嬉しいです。頑張りますね！ (2017年2月2日 22時) (レス) id: fc806f3cd0 (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - この作品大好きです。お体崩さないように頑張って下さい。ずっと待ってます。 (2017年1月27日 0時) (レス) id: 594329b958 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうちん(プロフ) - はじめまして。検索から見つけて読ませていただいています。めっちゃリアルで面白いです！お忙しいの承知しました。更新楽しみにしていますのでよろしくお願いいたします(*-ω人) (2017年1月26日 21時) (レス) id: 2955822e63 (このIDを非表示/違反報告)
秋雨月。(プロフ) - めいめいさん» ありがとうございます、最高の褒め言葉です！これからも頑張りますねー。 (2017年1月20日 22時) (レス) id: 90400225b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋雨月。
| 作成日時：2017年1月8日 0時
