【BTS】先生、治してくれる？

#もはや神レベル ページ39

数日後…




A「はぁ…」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「朝から溜息？(笑)」



A「溜息じゃなくて深呼吸…」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「じゃあそのまま深呼吸しといて。」



A「ちょっと〜…」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「喋らない、ゆっくり深呼吸。」








どさくさに紛れて背中に聴診器当てられるし…








ﾅﾑｼﾞｭﾝ「息苦しさとかない？」



A「うん、多分…」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「多分ってなに(笑)」



A「分かんない…少し息苦しいような時もあるし。」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「そんな時は誰かに声かけてよ。」



A「気がするだけだもん。」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「それでもいいから。」







　

息苦しいとか、息が切れるとか
今に始まった事じゃないから分かんないよ…









ﾅﾑｼﾞｭﾝ「で？この薬はいつ飲むの？」



A「今飲もうとしてるところ。」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「その割に見つめてるだけだけど。
　 このゼリーがあれば飲めるんだろ？」



A「飲めるけど、やっぱり苦いの。」









そりゃそのままで飲むよりは１００倍マシだけど。
それでもやっぱり…嫌な苦味を感じるから躊躇しちゃう…









ﾅﾑｼﾞｭﾝ「それ飲めたら、少し散歩でも行くか？」



A「うん……うん？先生今なんて？」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「散歩。今日は天気も良いし、気分転換になるだろ？」



A「いいの!?」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「少しだけな？疲れない程度なら構わないよ。」









待って!?
ナム先生マジで神なんだけど!?









ﾅﾑｼﾞｭﾝ「ちゃんと薬飲んでからな？」



A「飲むっ、今すぐ飲む!!」









口に入れる瞬間は少し躊躇うけど
あまりの嬉しさに、不思議とあの嫌な苦味が…









A「うぇ…っ、やっぱり苦い…」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「味は変わらないだろ(笑)」









やっぱり、苦いもんは苦い…









ﾅﾑｼﾞｭﾝ「そうだ、誰かと一緒に行けよ？」



A「えっ、一人じゃダメなの!?」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「ダメだよ、途中で何かあったらいけないし。」



A「えぇ〜…看護師さんと行っても楽しくないじゃん…」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「ジミンかテヒョン連れて行けばいい。」



A「わぁ…研修医売り飛ばしてる…」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「別にそうじゃなくて(笑)」









まぁ、確かに…
ナム先生に上手く乗せられた感もあるけど
ジミン先生かテヒョン先生なら別にいいや。

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