#ファーストお姫様抱っこ ページ24
Ns「これで良し。」
A「ありがとうございます。」
Ns「じゃあシャワー終わったら声掛けてね。」
A「はーい。」
夕方、今日の分の点滴を終えて
留置針のところを看護師さんに保護してもらう。
シャワーで濡れないように
ガーゼを巻いたり、防水シートで腕をぐるぐる巻き。
．
シャワーの時間は決まってるから
オーバーしないように、少し急いで入る。
ただ、それが原因かな…
A「…っ、」
シャワーを終えて体を拭き
服を着る頃にはもう、どっと疲れて…
今すぐにでもその場に座り込みたい…
いや、どこでもいいから横になりたい…
そんな気分だった。
A「あっ…ドライヤー…」
でも、多分このまま部屋に戻ったら動きたくなくなる。
その前にナースステーションへ行って
ドライヤー借りて来なきゃ。
洗濯する服を入れた袋を持って
おぼつかない足取りで廊下を歩く。
……あ、でもちょっと待って…
なんかすでに限界かも…
ｼﾞﾐﾝ「Aちゃんどうしたの!?」
ジミン先生の声だ…
明らかに私の様子がおかしいんだろうな…
慌てて駆け寄って来てくれたけど
それよりも先に立っていられなくなっちゃって…
ｼﾞﾐﾝ「Aちゃん、気分悪い!?先生の声聞こえる!?」
A「だいじょうぶ…ちょっと…疲れて…」
体を支えるように隣へ来てくれたジミン先生に
もはや、もたれ掛かることしか出来ない。
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「どうしたA!?」
ﾕﾝｷﾞ「看護師さん誰かヘルプー!!」
Ns「先生ストレッチャー要りますか!?」
ﾕﾝｷﾞ「一応持ってきて!!」
あぁ…何か恐ろしい程に注目の的…
なんて、ぼーっとする頭で考えてしまう…
A「せんせ…」
ｼﾞﾐﾝ「うん、何!?」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「A、どこが苦しい!?言えるか!?」
A「…っ、みんな見てるよ…」
ｼﾞﾐﾝ「そんなこと言って場合じゃないよ!!」
ﾕﾝｷﾞ「ダメだ、このまま病室まで抱きかかえて連れて行こう。」
ｼﾞﾐﾝ「先生俺行きます!!Aちゃん、ちょっとごめんね。」
A「…っ、」
当然、ストレッチャーに乗せられるのも嫌だけど
それを待たずしてジミン先生に抱きかかえられて病室へ。
お姫様抱っこって、こんな感じなんだ…
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Mia - ヒロインの心の声が面白くって楽しんで読んでます！いつも更新ありがとうございます (2020年8月12日 21時) (
レス) id: 98e38f1df7 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - ひなのさん» 後でもう一話更新します！ (2020年6月25日 19時) (レス) id: 5171ca276a (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - 今日もう更新ありませんかね？ (2020年6月25日 19時) (レス) id: d05a3451be (このIDを非表示/違反報告)
未来 - ですね！！ (2020年6月24日 16時) (レス) id: 59eb860125 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - ぴさん» お返事ありがとうございます!!ユンギ先生とジン先生ですね、了解致しました^^これから更新していくお話の中に取り入れます♪ (2020年6月23日 19時) (レス) id: 5171ca276a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2020年6月1日 20時
