【BTS】先生、治してくれる？

#アフターケアを求めて ページ11

手の甲が痛い…
その痛みを地味に感じるから
ずっとテンション下がったまま…



散々人のこと痛めつけておいて
先生たちは大事なカンファレンスがあるとか言って居なくなるし。



今日は大人しく良い子で過ごそうと思ってたのにさ…
まだお昼にもなってないのに
このモチベーションで一日は過ごせない。









ｼﾞﾝ「また来てるじゃん!!(笑)」



A「ジン先生、聞いてよ!!」









だから愚痴を吐き出しに来てやった。









ｼﾞﾝ「何かあったの？可愛い顔が怒ってるけど(笑)」



A「これ見て、酷くない!?」



ｼﾞﾝ「あぁ、採血したの？」



A「そうだよ!!しかもココだよ!?
　 めちゃくちゃ痛いところじゃん!!絶対酷いよね!?」



ｼﾞﾝ「ひゃっひゃっひゃっ(笑)」



A「笑い事じゃないの!!」









小児科の廊下で会ったジン先生に
絆創膏を貼った手の甲を突き出して猛烈アピール。



最初は絶好調に笑ってたけど
すぐに白衣のポケットから手が伸びてきて…









ｼﾞﾝ「そりゃ痛くて当然だよ、大人だって痛いのに。
　 ちゃんと我慢出来て偉い偉い、よく頑張りました。」



A「…っ、」









頭をぽんぽんと撫でて褒めてくれる。


さすが小児科の先生は違う…
アフターケアが手馴れてるの。


人目もあって少し恥ずかしいけど
やっぱりこの大きな手が落ち着く。








.









ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ジン先生、今日入院した……っ、あれ？」



A「先生いま、また来てる、って顔したでしょ。」



ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「してないよ〜(笑)」









いや、絶対した。
めっちゃ二度見したもん。









ｼﾞﾝ「手の甲で採血されたんだって(笑)」



ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「えぇ〜…絶対痛いやつじゃん。」



A「ここはやめてって言ったのに聞いてくれないし…」



ｼﾞﾝ「ジョングク、頑張ったんだから褒めてやれ。」



ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「よーしよしよしよし、えらいえらい!!」



A「あっ、ちょっと先生!!犬じゃないんだからぁ!!」



ｼﾞﾝ「ひゃっひゃっひゃっ(笑)」









いたずらっ子な顔して私の頭を両手で掴み
わしゃわしゃーと髪をボサボサにするジョングク先生。


褒め方、独特。

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