【BTS】先生、治してくれる？

#お爺の手厚いお礼 ページ15

A「えっ、点滴？」



ﾕﾝｷﾞ「そう、1週間毎日。」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「それが終わったら、次は飲み薬。
　新しく飲んでるやつを別のに変えようと思って。」



A「そんなに悪かったの？採血の結果。」



ﾕﾝｷﾞ「逆に聞くけど、体しんどくないの？」



A「んー…よく分かんない。」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「そこ大事なんだけど(笑)」









夕方、ご丁寧に2人揃って病室に登場。


どうせ採血の結果が悪かったんだって気付いてたけど
1週間毎日点滴だなんて…確かにテンション下がるわ…









ﾅﾑｼﾞｭﾝ「明日から始めたいけど、頑張れる？」



A「頑張れない、って言っても意味無いんでしょ。」



ﾕﾝｷﾞ「別に明後日からでもいいけど？」



A「変わんないじゃん…」



ﾕﾝｷﾞ「嫌なことは早く終わらせた方が身のためだろ。」



A「はぁぁぁ…」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「いや、溜め息が深すぎるから(笑)」



ﾕﾝｷﾞ「ほんとに高校生かよ。」



A「ユンギ先生だってお爺ちゃんみたいだよ。」



ﾕﾝｷﾞ「お褒めいただき光栄です。」



A「全然褒めてませんけど。」



ﾕﾝｷﾞ「褒めて頂いたお礼に、ルート確保は研修医に任せるか。」



A「は？」



ﾕﾝｷﾞ「新人の看護師でもいいけど…選ばせてやるよ。」



A「世界で1番腕の良いお医者さまのユンギ先生希望です。」



ﾕﾝｷﾞ「宜しい。」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「研修医にもやらせてやってよ、
あいつらには経験が大事なんだから。」



A「もう実験台になったから!!他の人にしてよね!?」



ﾅﾑｼﾞｭﾝ「冗談だよ(笑)」









冗談に聞こえないから怖いんですよ、ナムジュン先生…


はぁぁ…
明日も…と言うより明日から1週間も
私のテンションが上がることはないのか…









ﾕﾝｷﾞ「新しい飲み薬、ちょっと苦いけど頑張って飲めよ。」









それ今言わなくても良くない!?
あぁー…聞いただけで口の中苦くなってきた…

#弄んでくれるな→←#オトナの嘘【YG】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す