▼処置室へ急げ【じょんはん】 ページ29
*ｼﾞｮﾝﾊﾝside
"慌ててバスから降りていた"、"息を切らしていた"
"フラフラしてると思ったらそのまま崩れるように座り込んだ"
Aの様子を目撃していた人がいくつか情報をくれて
どうしてこうなったのかを理解するのには十分だった。
ﾐﾝｷﾞｭ「ジョンハン先生!!」
良かった、ミンギュが来てくれた…
重たい車椅子を押しながらじゃなくて
折りたたんで、片手で持ち上げて、走ってきた。
ﾐﾝｷﾞｭ「すみません遅くなって、」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「助かったよ、ありがとう。」
ﾐﾝｷﾞｭ「A、大丈夫？ちょっと血圧だけ測らせてよ。」
A「…、」
車椅子へ移動させる前に、ミンギュが血圧を測ってくれて
このタイミングでスンチョルから電話もかかってきた。
ｽﾝﾁｮﾙ「ミンギュそっち行った？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「うん、今来てくれた。そっちに連れて行くから。」
ｽﾝﾁｮﾙ「処置室のベッド空けてる。他に必要なものは？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「心電図モニターがあればいいかな。」
ｽﾝﾁｮﾙ「分かった。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「血圧どう？」
ﾐﾝｷﾞｭ「低いですね、上が80切ってます。」
A「…せんせ…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「うん、何？気分悪い？」
A「ううん…めまい…だいぶマシになってきた…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「外来まで車椅子に座ってられそう？」
A「…、(ｺｸﾝ)」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「じゃあ移動しよう、」
ﾐﾝｷﾞｭ「A、ゆっくり起き上がるよ。ゆっくりね、」
A「…っ、」
ﾐﾝｷﾞｭ「大丈夫？」
A「うん…」
ﾐﾝｷﾞｭ「抱えてあげるから、力抜いてて。いくよ、せーのっ、」
ゆっくりとAをベンチから起こして
ミンギュがいとも簡単に車椅子に移動させた。
この状況が心配でずっと寄り添ってくれていた人達にお礼を言いながら
急いでスンチョルが待つ外来へ。
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「A、今も動悸がする？」
A「…、(ｺｸﾝ)」
移動中、時折つらそうな表情になってて…
ｽﾝﾁｮﾙ「一番奥のベッドにモニター準備してるから入って。」
ﾐﾝｷﾞｭ「はいっ、」
ｽﾝﾁｮﾙ「A大丈夫か？ベッド移れる？」
A「ん…」
ｽﾝﾁｮﾙ「顔真っ白じゃん、足元高くして。」
やっぱり一人で来させるんじゃなかったって後悔した。
ちゃんと迎えに行ってあげれば良かったって…
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ORI(プロフ) - innoさん» コメント、リクエスト、ありがとうございます(*ˊᵕˋ* )どのタイミングで更新出来るか分かりませんが、しばらくお付き合いいただければ嬉しいです( ¨̮ ) (3月18日 19時) (
レス) id: 0402e44ad2 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - roroさん» こちらこそいつも読んでいただき本当にありがとうございます( ¨̮ )これからもよろしくお願いします(*ˊᵕˋ* ) (3月18日 19時) (レス) id: 0402e44ad2 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - yuiさん» リクエストありがとうございます( ¨̮ )どのタイミングになるか分かりませんが書けたらと思います。メンバー指定あればまたコメントください❁¨̮ (3月18日 19時) (レス) id: 0402e44ad2 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 毎回更新楽しみにしてます！ディノが病院で倒れちゃってみんなに心配される話したから見たいです！！ (3月18日 0時) (レス) @page49 id: c05a3622dc (このIDを非表示/違反報告)
roro - ORIさんの小説を読んでいるときが1日のご褒美タイムです。無料でいいの？！って思ってしまうくらいです！これからも応援しています😌 (3月17日 21時) (レス) @page49 id: 2aec39abda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2024年2月18日 13時
