▼嫌な予感ほど当たる【じょんはん】 ページ28
*ジョンハンside
スンチョル「Aまだ?」
ジョンハン「うん…なんか遅くない?」
スンチョル「まぁバスの時間もあるだろうけど…」
ジョンハン「ちょっと外見て来ようかな。」
外来でAのこと待ってるけど、来る気配がない。
声は元気そうだったけど動悸がしてるって言ってたし
あのAが自己申告するって事はよっぽどなのかな。
なんて考えたら余計に心配になって…
それで病院の正面入口を出た所にあるバス停に来てみたけど
受診を終えたおばあちゃんの姿しかない。
ジョンハン「まさか…どこかで具合悪くなってないよね?」
…ふと、嫌な予感がした。
と同時に羽織っていた白衣を脱いで
病院の敷地外にある一番近いバス停へ向かう。
もしかしたらそこで降りて、歩いて来てるかもしれないから。
◇「動けなくなってるみたいだな。」
◆「あぁ、若い女の子だろ?高校生くらいの。」
すれ違った人の会話が耳に入ってゾッとした。
どうして嫌な予感は当たるんだろう…
いや、たまたま。偶然かもしれない。何かの間違いかも…
そんな事を考えながらバス停まで走ると人集りの中に座り込んでる人影が見えて、それがAだってすぐに分かった。
ジョンハン「A、苦しい!?どこが痛い!?」
A「っ、…」
ジョンハン「もう少しだけ我慢して、すぐ病院連れてってあげるから。」
俯いたままの顔を覗き込むと顔面蒼白で呼吸も脈も乱れてて
急いでスンチョルにヘルプの連絡を入れた。
スンチョル「もしもし?Aならまだ来てない、」
ジョンハン「Aが病院の近くのバス停で動けなくなってる。」
スンチョル「はぁ!?」
ジョンハン「脳貧血かな、多分…誰でもいいから呼んでくれない?
それと来る時に車椅子と、血圧計持って来て、大至急。」
スンチョル「わ、分かった、ちょっと待ってろ!?」
誰か来るまでに10分はかかるかな…
ジョンハン「A、ここで少し横になろう。」
A「…っ、…んせ…」
ジョンハン「無理に喋らなくていいよ、大丈夫だからね。」
地面に座り込んでいたAをベンチに寝かせて
とりあえずカバンを枕代わりに、体には俺の白衣をかけた。
ジョンハン「すみません、誰かこの子が倒れた時の様子分かりますか?」
ヘルプが到着するまでに状況整理しておかないと…
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ORI(プロフ) - innoさん» コメント、リクエスト、ありがとうございます(*ˊᵕˋ* )どのタイミングで更新出来るか分かりませんが、しばらくお付き合いいただければ嬉しいです( ¨̮ ) (3月18日 19時) (レス) id: 0402e44ad2 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - roroさん» こちらこそいつも読んでいただき本当にありがとうございます( ¨̮ )これからもよろしくお願いします(*ˊᵕˋ* ) (3月18日 19時) (レス) id: 0402e44ad2 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - yuiさん» リクエストありがとうございます( ¨̮ )どのタイミングになるか分かりませんが書けたらと思います。メンバー指定あればまたコメントください❁¨̮ (3月18日 19時) (レス) id: 0402e44ad2 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 毎回更新楽しみにしてます!ディノが病院で倒れちゃってみんなに心配される話したから見たいです!! (3月18日 0時) (レス) @page49 id: c05a3622dc (このIDを非表示/違反報告)
roro - ORIさんの小説を読んでいるときが1日のご褒美タイムです。無料でいいの?!って思ってしまうくらいです!これからも応援しています😌 (3月17日 21時) (レス) @page49 id: 2aec39abda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ORI | 作成日時:2024年2月18日 13時