【SVT】smile flower ~✩.*˚

▼突然のメッセージ【じょんはん】 ページ25

*ｼﾞｮﾝﾊﾝside



ｼﾞｮﾝﾊﾝ「お疲れさま。」



ｽﾝﾁｮﾙ「お疲れ、どこ行ってたの？」



ｼﾞｮﾝﾊﾝ「病棟でホシと話してた。」



ｽﾝﾁｮﾙ「Aのこと？」



ｼﾞｮﾝﾊﾝ「うん、この間から疲れやすいって言ってたでしょ？
　 その後どうなったかな〜と思って聞いてみたけど、やっぱり疲労感はあるって。」



ｽﾝﾁｮﾙ「何だろうな、先月の検査結果で目立った所見はないし。」



ｼﾞｮﾝﾊﾝ「最近変な天気だし、自律神経乱れてるんだと思うよ。」



ｽﾝﾁｮﾙ「まぁ確かに、元気な人でもダメージ受けるからな。」






Aの体調が優れない時は、ホシが報告をくれる。

指の怪我はもう治りかけてて心配いらないって言ってたけど
ずっと感じてる疲労感は、Aもしんどいだろうなぁ。






ｽﾝﾁｮﾙ「次の予約日は…10日後か。」



ｼﾞｮﾝﾊﾝ「無理してないといいけど。」



ｽﾝﾁｮﾙ「仮に無理してたらホシが気付くだろ、大丈夫だよ。」



ｼﾞｮﾝﾊﾝ「やっぱり学校行くと疲れるんだろうね。」



ｽﾝﾁｮﾙ「いくら定時制とは言えな。」






例えば、体を使ってなくても精神的にストレスを受けたり
そういうのが原因で心臓にダメージを与えることもある。

学校に通って、勉強して、それがAにとって楽しくても
自分では気付かないところでストレスや負担は発生してるから。

でもそれを上手くコントロールするのも難しいと思う。






ｽﾝﾁｮﾙ「さぁ、昼飯食べて外来行くか。」



ｼﾞｮﾝﾊﾝ「じゃあ一緒にご飯行こうよ。」






スンチョルは午後から外来だから
少し早めのお昼ご飯を食べに二人で食堂へ。





＿ﾋﾟﾛﾝ、





ｼﾞｮﾝﾊﾝ「…ん？Aからだ。」



ｽﾝﾁｮﾙ「噂をすれば、だな。なんて？」



ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ジョンハン先生、今日病院にいるの？…だって。」



ｽﾝﾁｮﾙ「は？」






食事中、突然Aからのメッセージ。
"お仕事してるよ"、"どうしたの？"って返事を送ったら…






ｼﾞｮﾝﾊﾝ「分かった、ありがとう…だって。」



ｽﾝﾁｮﾙ「会話になってないじゃん、何なの？」



ｼﾞｮﾝﾊﾝ「さぁ？大丈夫かな。何かあったのかな…」



ｽﾝﾁｮﾙ「電話してみれば？」



ｼﾞｮﾝﾊﾝ「うん、」






返事がきてからすぐに電話をかけたけど
いくら鳴らしても全然出ない。

あのさぁA…先生心配で仕事にならないんだけど？

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