▲どこ行った？【じょんはん】 ページ14
【ｼﾞｮﾝﾊﾝside】
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「そっちいた？」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「いえ、どこにも…」
ｳｼﾞ「いつから姿が見えないの？」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「お昼ご飯終わって薬を飲ませて…その時が最後です。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「その後に会ったよ、ラウンジで。」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「そうなんですか!?」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「部屋に戻るって言ってたけど…」
やっぱりあの時、一緒に行けば良かったかな…
ウジとドギョムと手分けして探してるけど
病棟内にも1階のロビーやコンビニ付近にもいない。
ラウンジで会ってから、2時間は経つんだけど…
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「あっ、もしかして中庭!?」
ｳｼﾞ「この寒い日に？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「いや、でも有り得るよ。」
ｳｼﾞ「じゃあ行ってみようか。」
ドギョムの一言で中庭を探しに行くことに。
内心、お願いだからこの寒空の下にいないでって思いながら…
ｳｼﾞ「あ。」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「Aちゃん!!」
A「っ、…」
やっぱりこうなるよね。
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「そんな薄着で何やってんの!?」
A「…っ、大丈夫だよ…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「先生さっき、今日外寒いよって言ったよね？」
A「…、」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「んもぉーこんなに体冷やして…早くこれ着て、」
A「いらない…」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「羽織らなきゃ駄目だって。」
ｳｼﾞ「とりあえず中入るよ、寒すぎる。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「Aちゃん、歩いて戻れる？」
A「…(ｺｸﾝ」
ドギョムが羽織っていたカーディガンをAちゃんに着せて
冷え切った体を摩りながら急いで建物の中へ避難。
ｳｼﾞ「何やってたの？中庭で。」
A「別に…退屈だったから…」
ｳｼﾞ「いくら退屈だからって無茶しすぎ。
そんな薄着であの寒さの中にいたら、どれだけ体に負担がかかるか分かってる？」
A「…っ、」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「まぁまぁ、」
ｳｼﾞ「自分の体なんだから、まずは自分が大事にしなさい。」
A「…」
そんなに叱らなくても…って言いたいけど
ウジが言ってることは正しいし、俺も同感。
Aちゃんは風邪をひきやすいし
それがきっかけで、他に影響が出たりしかねない。
治るまでにも時間がかかるから
人の何倍も体調管理には気を遣わないと。
結局、苦しまなきゃいけないのはAちゃん自身だから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2433人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ORI(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます( ¨̮ )いつ更新出来るか分かりませんが、リストに追加しておきます！お待たせしてしまうと思いますが、ご了承ください(´;ω;) (2023年2月25日 22時) (
レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - コメント失礼します☺︎リクエストがあるのですが…熱せん妄で何かに怯えてる主人公ちゃんのお話を読んでみたいです！よろしければお願いします☺︎いつも更新ありがとうございます☺︎ (2023年2月25日 1時) (レス) id: 39bd297dc3 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - びびさん» こちらこそ、温かいコメントありがとうございます(泣)日々お話を書く原動力なります( ¨̮ )これからも楽しんでもらえると嬉しいです♡ (2023年2月22日 22時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
びび(プロフ) - コメント失礼します☺今回もすごくほっこりしながら読ませて頂きました(T_T)♡更新ありがとうございます、これからも楽しみにしています！ (2023年2月22日 10時) (レス) id: 35ae13d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
io - ありがとうございます!! (2023年2月19日 21時) (レス) id: dd8ba886ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ORI
| 作成日時：2023年1月18日 18時
