△当たって砕けまくり【じょんはん】 ページ13
【ｼﾞｮﾝﾊﾝside】
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「Aちゃーん、何してるの？」
A「…外見てる。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「今日天気良いもんね。でも外はすんごく寒いんだよ。」
A「…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「こっちの病棟は慣れた？」
A「……、うん。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「困ってる事とかあれば遠慮なく言って良いからね。」
Aちゃんがうちの病棟にきて今日で一週間。
さすがにまだ慣れてないんだろうけど
こんな風にラウンジで一人ボーっとされたら心配になる。
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「先生に聞きたい事とか、気になる事はない？」
A「…ない。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「何でも良いんだよ？小さな事でも。」
A「…、」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「どこ行くの？」
A「部屋…戻る…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「一緒に行こうか？」
A「いい…」
駄目だこりゃ…
全然心開いてくれる気配がないよね。
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「はぁぁ〜あ…」
ｳｼﾞ「何？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「Aちゃんのガードが固すぎて心折れそう。」
ｳｼﾞ「あぁ(笑)」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「何か話したりした？」
ｳｼﾞ「いや、目合わせるのも至難の業じゃん。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「でしょ？やっぱり嫌われてるのかな…」
ｳｼﾞ「警戒してるんだよ、面識のない大人はとくに。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「警戒かぁ…」
確かに、シュアからAちゃんの事は聞いてるけど
この病院に来るまでは周りの環境に恵まれてなかったらしいし…
仕事が忙しくてお父さんとも会えない闘病生活で
今よりもっと子供だったAちゃんが頼れるのは周りの大人。
つまりそれが医師や看護師だったわけだけど
なんて言うか…本当に心から彼女に寄り添ってくれる人はいなかった。
そのせいで、Aちゃんは必要以上に大人を警戒してるんだよね…
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「駄目だ、やっぱりもう少し話してこよ。」
ｳｼﾞ「しつこいと嫌われるよ。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「それでもいいよ、やらなくて後悔するよりマシでしょ。」
ｳｼﾞ「頑張って心の扉開いてきて。」
話さなきゃ分からないことだってある。
まずは相手を知らないと、好きも嫌いもないでしょ？
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「ジョンハン先生!!」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「どうしたの慌てて、急ぎの用事？
俺今からAちゃんと話があるから用件はウジに、」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「Aちゃんがいないんです!!」
えぇ〜ウソでしょ…
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ORI(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます( ¨̮ )いつ更新出来るか分かりませんが、リストに追加しておきます！お待たせしてしまうと思いますが、ご了承ください(´;ω;) (2023年2月25日 22時) (
レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - コメント失礼します☺︎リクエストがあるのですが…熱せん妄で何かに怯えてる主人公ちゃんのお話を読んでみたいです！よろしければお願いします☺︎いつも更新ありがとうございます☺︎ (2023年2月25日 1時) (レス) id: 39bd297dc3 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - びびさん» こちらこそ、温かいコメントありがとうございます(泣)日々お話を書く原動力なります( ¨̮ )これからも楽しんでもらえると嬉しいです♡ (2023年2月22日 22時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
びび(プロフ) - コメント失礼します☺今回もすごくほっこりしながら読ませて頂きました(T_T)♡更新ありがとうございます、これからも楽しみにしています！ (2023年2月22日 10時) (レス) id: 35ae13d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
io - ありがとうございます!! (2023年2月19日 21時) (レス) id: dd8ba886ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2023年1月18日 18時
