▲ひっつき虫さん【じょしゅあ】 ページ16
【ｼﾞｮｼｭｱside】
◇「ジョシュア先生!!」
ｼﾞｮｼｭｱ「ん？」
◇「先生あてに外線お電話です。」
ｼﾞｮｼｭｱ「うん、ありがとう。…はい、お電話代わりました、」
ナースステーションの前通ってたら
外来フォローしてる子のお母さんから電話。
ぐるっと回って中に入るの面倒だし
廊下側から受話器を受けとって、お母さんの用件を聞く。
ｼﾞｮｼｭｱ「明日には仕上げておくので、受付でもらってくださいね。」
学校に提出する診断書が欲しいんだって。
今日時間あるかな…早めに仕上げてあげないと、
＿ぼふっ。
ｼﾞｮｼｭｱ「うわっ!?ビックリしたぁ…」
電話を切った瞬間、突然背後から誰かに抱きつかれた…
後ろから伸びてきた手に目をやると
見覚えのある名前が記載されたネームバンドが見えた。
ｼﾞｮｼｭｱ「誰かなぁ、この甘えんぼさんは。」
A「…」
ｼﾞｮｼｭｱ「小児科を卒業した子がどうしてここにいるの？」
A「…だって…ジョシュア先生…全然来てくれないじゃん…」
ｼﾞｮｼｭｱ「先生も忙しかったから、ごめんね。
それに安心してたんだよ？Aちゃん良い子で頑張ってるって聞いたから。」
A「いい子じゃないもん…がんばってないもん…」
ｼﾞｮｼｭｱ「どうしたのAちゃん…ちょっとお顔見せて？」
A「…やだ。」
明らかに様子が変だけど、その理由はすぐに分かった。
背中から離れてくれないならこのまま…
ｼﾞｮｼｭｱ「ミョンホー、ちょっと手伝ってくれる？」
ﾐｮﾝﾎ「ん？先生、後ろにくっついてる子誰ですか？(笑)」
ｼﾞｮｼｭｱ「こっちに来れば分かるよ。
あ、ついでに耳で測る体温計持って来てくれる？」
ﾐｮﾝﾎ「はい…？」
僕の腰に回された両腕を触ると熱を帯びてる。
だから、ちょうどナースステーションに戻って来たミョンホに
こっちまで体温計を持って来るようにお願いした。
ﾐｮﾝﾎ「Aちゃん!?何で先生にしがみついてるの!?」
ｼﾞｮｼｭｱ「何でだろうねぇ？(笑)」
ﾐｮﾝﾎ「え…先生、体温計って…」
ｼﾞｮｼｭｱ「うん、ちょっと測ってあげて。」
A「…っ、やだっ…」
ｼﾞｮｼｭｱ「ダーメ、逃がしません。」
＿ﾋﾟﾋﾟｯ、
ﾐｮﾝﾎ「37.4℃…Aちゃんお熱あるよ!?」
やっぱり、そんな事だろうと思った。
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ORI(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます( ¨̮ )いつ更新出来るか分かりませんが、リストに追加しておきます！お待たせしてしまうと思いますが、ご了承ください(´;ω;) (2023年2月25日 22時) (
レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - コメント失礼します☺︎リクエストがあるのですが…熱せん妄で何かに怯えてる主人公ちゃんのお話を読んでみたいです！よろしければお願いします☺︎いつも更新ありがとうございます☺︎ (2023年2月25日 1時) (レス) id: 39bd297dc3 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - びびさん» こちらこそ、温かいコメントありがとうございます(泣)日々お話を書く原動力なります( ¨̮ )これからも楽しんでもらえると嬉しいです♡ (2023年2月22日 22時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
びび(プロフ) - コメント失礼します☺今回もすごくほっこりしながら読ませて頂きました(T_T)♡更新ありがとうございます、これからも楽しみにしています！ (2023年2月22日 10時) (レス) id: 35ae13d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
io - ありがとうございます!! (2023年2月19日 21時) (レス) id: dd8ba886ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2023年1月18日 18時
