▼しっかりしろよ俺【でぃの】 ページ40
【ﾃﾞｨﾉside】
ﾃﾞｨﾉ「これを塗るだけ？」
ﾎｼ「そう。薬塗って、このガーゼパッチを貼るだけ。」
ﾃﾞｨﾉ「分かった、」
ﾎｼ「じゃあ俺行くから、何かあればすぐ連絡しろよ。
夕方には帰って来ると思うけど、先生たちと色々話もあるし…」
ﾃﾞｨﾉ「大丈夫だよ、Aちゃんの事は任せて。」
ヒョン、今日は仕事休みだけど研修会があるらしくて
それに参加するためにお昼前に出かけて行った。
それが終わったら、先生たちとAちゃんの事で話をするから
帰って来るのは夕方か夜になりそうなんだって。
＿ｶﾞﾁｬ、
A「ディノくん…タオル…」
ﾃﾞｨﾉ「あっ、そこのカゴ入れといて〜。
それとここに座ってくれる？髪乾かして、手にお薬塗ろっか。」
ヒョンが出掛けてすぐ、Aちゃんが浴室から出てきた。
清潔にしてから手の傷の処置しなきゃいけないから
少し抵抗してたけど、仕方なくシャワーを浴びてもらった。
別に手だけ洗えば良いんだけど、昨日もあの騒ぎだったし…
体が温まれば少しは気持ちも落ち着くかな、って。
ﾃﾞｨﾉ「手、見せてくれる？」
A「うん…」
ﾃﾞｨﾉ「…っ、…お薬塗るだけだから俺がやっても大丈夫だって。
一応ヒョンに処置の仕方聞いてるから安心してね。」
ソファーに座って、差し出された手を見た瞬間に言葉に詰まった。
思ってた以上に大きな縫合箇所が痛々しい。
どうしてこんな事になったのか
もっと詳しくヒョンに聞いておけばよかったって後悔。
だって…こんな傷、よっぽどの事がないと…
A「…マグカップ割っちゃって、」
ﾃﾞｨﾉ「えっ？」
A「その破片拾ってたら…切れちゃったの…
自分で傷付けたんじゃないから…心配しないで…」
ﾃﾞｨﾉ「そ、そっか…そうだっんだ…」
俺のバカ…動揺したことをAちゃんに悟られてるし…
思い出したくない事、わざわざ口にさせちゃったかな…
でも、こんな風に声に出して伝えてくれることは
むしろ良い事で、大きな一歩の様にも思える。
ﾃﾞｨﾉ「…痛かったでしょ、」
A「ううん…怪我したとき、血もたくさん出てたけど…
どうしてだか…全然痛み感じなくて…変だよね…」
ﾃﾞｨﾉ「…っ、」
痛みを感じないほど、Aちゃんの心は傷付いてるの？
そりゃそうだよね…病院を抜け出しちゃうほどなんだから…
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ORI(プロフ) - zyagaimoさん» こちらこそ、いつも読んでいただきありがとうございます( ¨̮ )温かいコメントのおかげで頑張れます。本日移行しましたので、引き続きよろしくお願いします(*ˊᵕˋ* ) (2022年11月29日 20時) (
レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
zyagaimo(プロフ) - この作品読んでたら涙が出てきます。ほんとに書いてくれてありがとうございますゆっくりで良いですのでこれからも楽しみにしてます！一日の終わりの癒しです♡ ͛ (2022年11月28日 23時) (レス) @page49 id: 997977e9f3 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - ruiさん» リクエストありがとうございます( ¨̮ )リストには追加しておきますがお待たせしてしまうかもしれません。ご了承ください。気長にお待ち頂けると嬉しいです(*ˊᵕˋ* ) (2022年11月24日 21時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - ジュンぴ推しさん» お気遣い頂きありがとうございます( ¨̮ )ちょっと予定よりバタバタしてしまって長い間放置しておりました。また再開しますので、よろしくお願いします！温かいお言葉感謝いたします❁¨̮ (2022年11月24日 21時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - 赤福食べたいさん» お返事遅くなり申し訳ありません!!ハートありがとうございます♡これからもどんどんお願い致します(笑) (2022年11月24日 21時) (レス) @page47 id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2022年10月2日 17時
