▽君たち分かってる？【うじ】 ページ40
【ｳｼﾞside】
ｳｼﾞ「痛みはどう？」
ﾃﾞｨﾉ「肩の痛みが…結構つらいです…」
ｳｼﾞ「痛みで眠れないようなら看護師に鎮痛剤もらってね。」
ﾃﾞｨﾉ「はい、ありがとうございます…」
って言っても、結局我慢して薬飲みそうにないな、この子は。
ﾎｼ「あれっ、ウジ先生、どうされました？」
ｳｼﾞ「いや、その後どうかなーと思って。」
ﾎｼ「ほんとすみません…仕事増やしてしまって…」
ｳｼﾞ「別に、患者が増える事なんて日常茶飯事じゃん。」
ﾎｼ「まぁ…そうなんですけど…」
ｳｼﾞ「それに、これはこれで良い経験なんじゃない？
実際に自分が患者さんの立場になるって意外と出来ない体験だから、身を呈して相手の気持ちを知る、って事で。」
起きてしまった事は、今さらどうしようも無いんだし
だったらプラスに考えて行くしかないでしょ。
ｳｼﾞ「ところでAは何してる？おとなしく寝てる？」
ﾎｼ「さっき少し泣いてましたけど、今はだいぶ落ち着きました。」
ﾃﾞｨﾉ「ヒョン…」
ﾎｼ「ん？」
ﾃﾞｨﾉ「少しだけで良いから、Aちゃんに会わせてくれない？」
ﾎｼ「駄目に決まってるだろ、こんな状態で…
ディノの怪我は大したことないって言って誤魔化してるんだよ、それでやっと落ち着かせてるのに。」
ﾃﾞｨﾉ「…っ、」
ｳｼﾞ「じゃあ俺が様子見てくるよ、上手く話しておいてあげるから。
今弟くんは患者さんなんだから大人しくしてなさい。」
ﾃﾞｨﾉ「…、はい…」
Aの所には今から行こうと思ってたし
ホシが落ち着かせてくれたみたいだから顔色だけ確認して、
A「…っ、ぐす…」
いやいや、これっぽっちも落ち着いてないじゃん。
恐ろしく泣いてるんですけど。
ｳｼﾞ「A、何泣いてんの？どこか痛い？」
A「ディノくんっ…(泣)」
ｳｼﾞ「それはホシが大丈夫だよって言ってくれただろ？」
A「絶対うそだもんっ…」
ｳｼﾞ「何でそう思うの？」
A「だって…っ、落ちたから…」
ｳｼﾞ「うん、確かに落ちたね。
でも本当に大丈夫だから、そんなに泣かないの。」
A「じゃあディノくんのとこ行くっ…」
ｳｼﾞ「あのねぇ…今は自分の心配しなさい。
倒れたの分かってる？人の心配してる場合じゃ、」
A「…ぐすっ、んん…(泣)」
…駄目だこりゃ。
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ORI(プロフ) - しゅうさん» コメントありがとうございます❁¨̮ (2022年6月7日 22時) (
レス) @page46 id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
しゅう - 最近気に入ってすごく楽しく読んでいます!ディノちゃん続きがすごく楽しみです！！これからも頑張ってください!! (2022年6月7日 14時) (レス) @page45 id: 755b7aa2ff (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - ソラさん» コメントありがとうございます❁¨̮リクエストは今のお話の流れで書きますね(*ˊᵕˋ* ) (2022年6月5日 22時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - じあさん» 了解しました( ¨̮ ) (2022年6月5日 22時) (レス) @page45 id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ディノちゃんが発熱してしまうお話を書いていただきたいです…打撲で発熱することもあると聞いたので…患者（読者）のリクエストではなくてすみません!!いつもお話楽しみにしております!ORI さんもお体気をつけてください! (2022年6月5日 0時) (レス) id: 0354b24e7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2022年4月5日 18時
