▽目覚め【すんちょる】 ページ41
【ｽﾝﾁｮﾙside】
ｽﾝﾁｮﾙ「A、おはよう。分かる？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「先生たちの声聞こえる？」
A「…、」
ｽﾝﾁｮﾙ「こっちの手、握ってみて。」
A「…っ。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「どう？」
ｽﾝﾁｮﾙ「大丈夫、ちゃんと握り返してくれてる。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「良かった…」
Aが目を覚ましたのは
ちょうど昼の12時になる頃だった。
俺もジョンハンもナースステーションで待機してたから
病室から俺たちを呼ぶホシの声に、急いでAの元へ駆け寄った。
周りで話をしてると、ゆっくり俺達のことを目で追うし
声を掛けると微かに反応も返ってくる。
A「…っ、＊#…ん…」
ﾎｼ「ん？Aちゃん、なになに？」
A「…ぶ…い…」
ｽﾝﾁｮﾙ「何て？」
ﾎｼ「眩しい、だそうです(笑)」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「あぁ、陽が当たってるね。カーテン閉めてあげる(笑)」
第一声がそれかよ…(笑)
まぁ、おかげで安心したけど。
ﾎｼ「先生、酸素どうしますか？」
ｽﾝﾁｮﾙ「もうマスクじゃなくて大丈夫だから変えてあげて。」
ﾎｼ「はいっ。Aちゃん、これ一旦外すよ？」
A「ん〜っ…」
ﾎｼ「あぁ〜ごめんごめん、お鼻のチューブに変えるだけだからね。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「A、今はまだ点滴たくさんしてるけど
全部大切なお薬だから我慢してね。頑張れる？」
A「ん…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「よし、いい子。」
ジョンハンの顔…
やっと緊張の糸が解けたと言うか、ホッとしてるな。
ついさっきまで酷い顔してたから。
ﾎｼ「あれ？Aちゃーん、」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「寝た？」
ﾎｼ「…寝ちゃいました。」
ｽﾝﾁｮﾙ「まだ薬が残ってるし、意識は少しずつハッキリするよ。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「そうだね。」
ﾎｼ「先生、今のうちにお昼行ってください。
またタイミング逃しますよ、午後も忙しいんですから。」
ｽﾝﾁｮﾙ「そうだな、ジョンハン行くか。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「うん。」
ｽﾝﾁｮﾙ「ホシ、なんかあれば連絡くれよ。」
ﾎｼ「はい、」
ホシの言う通り、午後も予定が色々あって忙しい。
Aも気が付いたことだし
ろくに食事してないジョンハン連れて食堂行こう。
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ORI(プロフ) - siNさん» コメントありがとうございます( ¨̮ )そう言って頂けると私も頑張れます❁¨̮本当はもっとそういうシーンを書こうと思うんですけどつい少なくなってしまって…もっと増やせるように出来ればと思います。これからも宜しくお願いします☆ (2022年4月1日 23時) (
レス) @page48 id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
siN - 毎日更新を楽しみにしている者です。嘔吐シーンをこんなに上手に違和感なく入れられていて素晴らしいと思いました。(個人的にそういうシーンが好きなもので…)これからも楽しみにしています！何回も読み返します！！！ (2022年3月31日 23時) (レス) id: 748c78111e (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - ヨハンさん» こちらこそ、素敵なコメントありがとうございます( ¨̮ )これからも楽しんで貰えるよう、更新頑張ります❁¨̮ (2022年3月23日 9時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ヨハン(プロフ) - 続編おめでとうございます♡ 読者様のリクエストが反映されてると分かっていながらも、主人公ちゃんの容態が急変するとついハラハラしてしまいます！(笑)いつも素敵なお話をありがとうございます、応援しております！ (2022年3月23日 0時) (レス) id: 313d61d602 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - カリナさん» 今回はジョンハン先生多めとなっております(笑)コメントありがとうございました❁¨̮ (2022年3月20日 1時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2022年2月6日 21時
