▽お説教【じょんはん】 ページ19
【ｼﾞｮﾝﾊﾝside】
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「電気消えてるけど？」
ｽﾝｸﾞｧﾝ「大丈夫です、起きてます。」
まぁ言っても消灯時間過ぎてるし
部屋の電気は消してるか。
ドアを開けて一歩部屋に入ったら
危険を察知したのか、Aの体に力が入ったように見えた。
横向きで、相変わらず布団で顔隠してるから
パチッとベッドライトをつけて覗き込んでみる。
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「こら、悪い子。」
A「…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「起きてるの分かってるから隠れても無駄だよ〜。」
A「…っ、」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「早く出ておいで。」
A「やだ…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「何で？」
A「…怒るもん。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「それは当たり前でしょ、誰が悪いの？」
A「…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「悪いことしたって思ってるなら出てきなさい。」
このままじゃ埒が明かない。
そう思って声のトーン落としてみたら
さすがに観念したのか、隠れてた顔がゆっくりと出てきた。
しっかりと顔が見えるように逆側へまわり
Aと向き合うようにしゃがみ込む。
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「勝手に点滴イジって…何でそんな事したの？」
A「…やなの…やりたくない…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「点滴嫌なのも、やりたくないのも分かるけどさぁ…
Aがやった事は、飲んでる薬の量を勝手に増やしたりする事と同じなんだよ？それは絶対にやっちゃいけないって事くらい分かるよね？」
A「…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「もしそれで、もっと重篤なことが起こったらどうする？
それこそAの嫌いな痛い事いっぱいやらなきゃいけなくなるんだよ。それでも良いの？」
A「…やだ、」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「でしょ？ただでさえ今熱があってしんどいのに。
それでも頑張って点滴始めたんだから、後で自分が困るようなことしないの。分かった？」
A「…」
ｽﾝｸﾞｧﾝ「Aちゃん、お返事が聞こえないよ。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「分かりましたか？」
A「はい…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「はい、じゃあこの話は終わり。
スングァンにごめんなさいして、早く寝なさい。」
熱のせいで顔は火照ってるし、目はうるうるしてるし、
ちょっと叱りすぎたかなとも思ったけど…
ちゃんとスングァンにごめんなさい言えてたし
さすがにもうやらないよね、反省したから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1379人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ORI(プロフ) - ルカさん» こんにちは^^嬉しいコメントありがとうございます☆これからも楽しんでもらえるように頑張ります、よろしくお願いします♪ (2021年9月6日 22時) (
レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - いつもお話楽しみにしてます！ORIさんの書くお話が大好きなので、ORIさんのペースで頑張ってください^ ^応援してます！ (2021年9月6日 0時) (レス) id: a025c7d852 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - midさん» コメントありがとうございます^^頂いたリクエスト了解致しました、どこかでタイミングあればお話書きたいと思います☆これからも宜しくお願いします♪ (2021年9月5日 22時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
mid(プロフ) - いつも見させていただいております！！リクエストで、みんな忙しくて構ってもらえない夢主ちゃんが、わざと倒れたドッキリをして怒られるけど、その後本当に具合悪くて倒れてしまうというシチュエーションが見てみたいです！ (2021年9月4日 15時) (レス) id: 8a3d0e7141 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - こうちゅうきゅうさん» そこはメンバー以外の人にやってもらってるとして、わざと詳しく書いていません。不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんし、何となくメンバーがケアする場面は避けています^^; (2021年9月4日 0時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ORI
| 作成日時：2021年7月18日 18時
