▽はじめての空間【じょんはん】 ページ40
【ｼﾞｮﾝﾊﾝside】
Aの搬送はウォヌに任せて
俺たちは先に検査室で準備をしてた。
ﾐﾝｷﾞｭ「お願いしまーす。」
ｳｼﾞ「あ、来た。」
ｽﾝﾁｮﾙ「A大丈夫かな、気失ってない？(笑)」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「あぁ〜…硬直してるね。」
時間通りに入室したはいいけど
ストレッチャーの上でピクリとも動かずに固まってる。
ﾎｼ「Aちゃん、起き上がってそっちの台に移ろうか。」
A「…っ、」
ﾐﾝｷﾞｭ「ゆっくりでいいよ、気を付けて。」
Aが検査台に移ったあとは
カテーテル室の専属スタッフがテキパキと準備を始める。
持続的に測定する血圧計や心電図を装着され
頭にはキャップを被せられ、まさにまな板の上の鯉状態。
ﾎｼ「Aちゃん、終わったら迎えに来るからね。」
A「もう行っちゃうの…？」
ﾐﾝｷﾞｭ「ごめんな、一緒にいてやれなくて。
ジョンハン先生、お願いします。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「うん、終わったら連絡するよ。」
ミンギュとホシは申し送りを済ませて
いつまでも居座れないから一旦病棟へ戻って行った。
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「A聞いたよ、注射頑張ったんだって？偉いじゃん。」
A「…痛かった。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「まぁ注射だからね〜(笑)」
A「…」
なんて笑ってみても無駄。
今まで味わったことのない無機質な部屋を見回して
誘拐された子供みたいな顔してる。
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「A、顔は動かしても大丈夫だからね？
ほら、向こうの部屋見える？先生みんなそこにいるよ。」
A「ほんとだ…」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「手振ってみて、誰が最初に気付くか。おーい、って。」
A「あっ、」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ウジが一番だ。あ、全員こっち見た(笑)」
大きなガラス一枚隔てた部屋の中にみんないて
俺が手を振ると、最初にウジが気付いて手を振ってる。
スンチョルとウォヌも気付いて手を振ってるけど
動かないように言われたもんだから、Aは固まったまま。
ｽﾝﾁｮﾙ「そろそろ始めていくよ。」
◇「お願いしまーす。」
その数分後…
スンチョルの一言で、Aの周りにぞろぞろと人が集まる。
全員が放射線防護衣にマスクやらキャップ被ってフル装備だから
パッと見どれが誰だか分からなくて…
Aの目が泳ぎまくってる。
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ORI(プロフ) - あやみさん» お気遣いありがとうございます^^これからも楽しんでもらえるように頑張ります♪ (2021年5月7日 22時) (
レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - 00307026さん» ありがとうございます〜!!頑張ります☆ (2021年5月5日 18時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
00307026(プロフ) - 面白くて大好きです！頑張ってください！ (2021年5月5日 13時) (レス) id: 14686b0ada (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - はーちゃんさん» ありがとうございますー^^しばらく続くと思うので、今後ともよろしくお願い致します♪ (2021年4月29日 18時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - めっちゃ面白いです！続き楽しみにしてます! (2021年4月29日 8時) (レス) id: cdef54def2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2021年3月24日 18時
