▼少しの油断 ページ15
A「ねぇ、早く!!」
ﾐﾝｷﾞｭ「あと10分待って!!」
A「さっきも同じ事言ったじゃん!!」
ﾐﾝｷﾞｭ「今から10分!!いや、15分!!」
もぉーっ!!
ディノくんが戻って来るまでに車椅子移りたいのに
ミンギュが他のことやってて来てくれない!!
時間なくなっちゃうよ!?
A「いいもん、自分でやるから。」
ミンギュ待ってたらディノくん帰ってきちゃう…
鼻に付けてる酸素チューブを一旦外して
手を伸ばして反対側にある点滴スタンドをこっちに移動させて…
＿ｶﾞﾀﾝｯ。
＿ﾋﾟﾛﾘﾝ、ﾋﾟﾛﾘﾝ。
A「あっ…」
点滴スタンドがテーブルに当たった衝撃で
輸液ポンプのアラームが鳴り出しちゃった…
ﾎｼ「Aちゃん、点滴鳴って…えっ!?何やってるの!?」
A「え、あ…えっと…」
ﾎｼ「なんで酸素外してるの!?」
A「ちょっと…あの…」
アラーム音に気付いてホシくんがタイミング良く入ってきた。
一人で動いちゃいけない私が勝手なことしてる姿見て
状況理解する前から顔が青ざめてる。
ﾎｼ「駄目だよ、外しちゃ…と言うかほんとに何やってたの!?」
A「点滴スタンドをこっちに動かそうかな、って…」
ﾎｼ「そんな時は誰か呼ばなきゃ!?」
A「だって…ミンギュ全然来てくれないんだもん…っ、」
ﾎｼ「ほら、息上がってるよAちゃん。早く酸素つけて。」
A「…っ、」
ﾎｼ「大丈夫？ゆっくり深呼吸してごらん。」
A「うん、大丈夫…」
危ない…また呼吸が苦しくなるところだった…
ホシくんが酸素つけて背中摩ってくれたから落ち着いたけど。
ﾐﾝｷﾞｭ「何の騒ぎ？」
ﾎｼ「Aちゃんが酸素外して動いちゃってて…」
ﾐﾝｷﾞｭ「はぁ!?」
A「誰かさんが来るの遅いんだもん。」
ﾐﾝｷﾞｭ「だからってそんな勝手な事して良いわけ？」
A「…」
ﾐﾝｷﾞｭ「良いの？良くないの？」
A「…」
ﾎｼ「Aちゃん、早いうちにごめんなさいした方がいいよ。」
A「…なさい…」
ﾐﾝｷﾞｭ「聞こえません。」
A「ごめんなさい…」
ﾐﾝｷﾞｭ「よろしい。車椅子取ってくるから待ってて。」
ちょっと動いただけなのに怒られた…
ホシくんが慰めてくれたけど。
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ORI(プロフ) - あやみさん» お気遣いありがとうございます^^これからも楽しんでもらえるように頑張ります♪ (2021年5月7日 22時) (
レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - 00307026さん» ありがとうございます〜!!頑張ります☆ (2021年5月5日 18時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
00307026(プロフ) - 面白くて大好きです！頑張ってください！ (2021年5月5日 13時) (レス) id: 14686b0ada (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - はーちゃんさん» ありがとうございますー^^しばらく続くと思うので、今後ともよろしくお願い致します♪ (2021年4月29日 18時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - めっちゃ面白いです！続き楽しみにしてます! (2021年4月29日 8時) (レス) id: cdef54def2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2021年3月24日 18時
