【刀剣乱舞】誰もいない誰もいない【鶴丸成り代わり】

ぎゃ、ぎゃぁぁぁ！！ ページ20

菊side


襖が開き薬研が入ってくる




薬研｢大将。鶴丸の旦那の目が覚めたぜ｣




菊｢そっか！良かった〜…んじゃ早速なんだけど大広間にみんなを集めてくれる？｣




薬研｢大将ならそういうと思ってもう集めてある｣




おわ、流石俺の初期鍛刀




菊｢そうか、ありがとうな。｣




そのまま大広間に移動した




入ればみんなは一斉にこちらを向きあの鶴丸の安否を聞いてくる




まぁ出迎えたら血だらけの鶴丸を鶴丸が抱いてたから心配にはなるな




菊｢安心しろ。手入れはやったし体に異常はない｣




そう告げればみんなは安心したような表情を見せる




菊｢そこでなぜ鶴丸が追われていたがなんだが…俺はブラック本丸の線が怪しいと思う｣




ブラック。その言葉を聞いた刀剣たちはどよめきだした




｢あ、あの主君。そのブラックというのは我々を無惨に扱う本丸…の事ですよね？｣




オドオドとした表情で前田が聞いてくる




菊｢うん。ここからは俺の予想なんだけど聞いてな。まず誰もいないのにあの鶴丸国永顕現していた。5人に聞いたところその鶴丸は逃げ回っていたみたいだし…厚樫山は低い練度では行けないはずだ。鶴丸はそのブラック審神者に命令されて行ったんだろう。と、まぁここまでが俺の予想だ。他にも色々と事情があると思うから本人に落ち着いたら聞いてみよう。｣




薬研｢そうだ、大将。一つ気になった事があったんだが…｣




菊｢お、なになに？｣




薬研｢鶴丸の旦那は人を呼ぶ時なんて言う？｣




と、こちらの鶴丸を見ながら言った




鶴丸｢ん？俺か？そうだな…誰かいるかい？ぐらいじゃないか？｣




と、





薬研｢そうだよな…で、なんだがあの鶴丸の旦那は俺っちを呼ぶ時｢誰か居りませんか？｣って言ったんだ。鶴丸の旦那じゃ普通。有り得ないだろうな。｣




菊｢うん。絶対鶴丸はそんな言い方しない。そんな上品じゃない。もっとうざったい｣←




鶴丸｢君ぃちょっと辛辣すぎだぜ｣




んだよ、そんなに傷ついてないくせに〜




菊｢多分他本丸で精神的にやられていたんだろうな…｣




三日月｢おのれ…その審神者…どうしてくれようか…フフッ｣




菊｢じーさん怖いよ｣




鶴のことを孫のように思っている三日月。と言うか三条




怖い。殺気がやばいよ




抑えて抑えて




さて、本人に聞きに行くかな…

え、やだ〜→←え？ええ？

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