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落とした書類を一枚一枚拾い集める
「大丈夫ですか?」
えっ、、
人がいたことに気づかなかった、、
「あ、大丈夫です!すみません」
「手伝います」
目の前にしゃがんだその人は、黒いマスクに黒いキャップ、上下黒のセットアップのジャージで、怪しさ満点
だけど拾ってくれてるし変なこと言えない
「素敵ですね、これ」
「へ、?」
「これ、書いたんですか?」
「あっ!はい、、一応、、」
デザインをまじまじと見られると恥ずかしくなってサッと取り上げてしまった
「これで全部ですかね。じゃあ俺はこれで」
「ありがとうございました!助かりました」
そう言うと表情はよく見えないけどふふっと笑った
この階の人なのは確かだけど、その人が足を止めたのは隣の部屋で
「えっ!?あ、お隣だったんですね」
「あー、そうみたいですね」
「すみません!私何度か挨拶に行ったんですけど、、いなくて、、」
「いえ、家にいる時間がバラバラなんで。こちらこそすみません」
困ったように眉を下げて少し目を細めて笑った
丁寧な人、、
男性でもこんなに綺麗に笑う人いるんだ、、
「あっ、えっと、、よろしくお願いします」
つい見惚れてしまった
「はい、よろしくお願いします」
そう言って部屋に入っていった
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結歌 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 19のここの部分 今後また来るかとしれないと思うと怖くて苦しくなる これ正しくは今後また来るかもしれないと思うとではないんでしょうか? (9月16日 1時) (レス) @page19 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ysakamosan | 作成日時:2023年6月5日 8時