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川村さんが出してくれたコーヒーを飲む








「それで、さっきの人は?」








「あ、、えっと、、簡単に言うと元カレです、、」








「元カレ、、」








「あの人はギャンブルにお金を使って、無くなったら私にお金を貸して欲しいって頼んでくるような人で、それに少し暴力的で、、」








付き合っていた頃を思い出しながら話す








川村さんはうん、うんと丁寧に相槌を打ちながら聞いてくれている








「別れ話を切り出したんですけど、なかなか別れてくれなくて、、それで、丁度こっちに上京することになって、連絡も出来ないようにしてこっちにいることも伝えずに逃げて来たんです」








「そしたらここが見つかってまたお金迫られてるってことですか、、」








「そう、、です。私の人生にはもう必要ない人なんです。だから記憶からずっと消してたのに、、なんでまた、、」








今後また来るかもしれないと思うと怖くて苦しくなる








引っ越したばかりだからここを出ることもできないし。








「でも逃げて正解だと思います。逃げないで向き合うって言う選択肢もあったかもしれないけど、時には逃げることも必要です。だから間宮さんは間違ってないです」








「川村さん、、」








「もしまたあの人が来たら俺を呼んでください」








「っ、、いいんですか、、?」








「なんかほっとけないんで」








その時家にいなかったらいけないからと、連絡先を交換した








初めてこのことを人に話してすこしスッキリした








電話帳に入ってる"川村壱馬さん"








家に帰り、ベッドに寝転びながら携帯を開く








なんかこの名前を見てるだけでも緊張してしまう








もっと知りたい、、








川村さんのこと。

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設定タグ:川村壱馬 , THERAMPAGE , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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結歌 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 19のここの部分 今後また来るかとしれないと思うと怖くて苦しくなる これ正しくは今後また来るかもしれないと思うとではないんでしょうか? (9月16日 1時) (レス) @page19 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ysakamosan | 作成日時:2023年6月5日 8時

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