LIFE《川村壱馬》

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それから2週間ほど川村さんと会うことは無かった










この2週間は私も仕事が忙しくて、寝れない日が続いたり、お酒でストレス発散する日々だった









2日前くらいからお隣から物音がしてたから帰ってきてはいるんだろうな









今日も激務を終えて1人夜道を歩いて帰る









エレベーターを降り、家の前まで向かう









あれ、誰かいる










家の前でじっと立っている人










川村さん？









なんか久しぶりに会うと思うと緊張する









「川村さん？」









だけどその人は川村さんじゃなかった









涼介、、









私が1番会いたくない人










「誰だよ川村さんって」










「なんで、いるの、、」










「電話も拒否られるし、ここ探すのにも結構時間かかったわー」










知らない、、この人は知らない人、、









そう自分に言い聞かせて









家に入ろうとドアノブに伸ばした手をグッと掴まれる

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