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翌日
昨日のあれ。
いや、見間違いよな、、あんなチャラい感じじゃなかったし、、
そんなことを考えてると携帯がなった
「もしもし壱馬くん?」
「ん、どした?」
「今週末ゲームしよー」
彼氏が出来てもそういうのは全く変わらずで良かった。
「ええよ、待ってるわー」
Aに会う約束ができてめちゃくちゃ嬉しいって気持ちと、彼氏はそういうのいけるタイプなんやっていう、自分とは違う大人なところを見せられている気分で感情がぐちゃぐちゃ。
それからすぐに週末が来て。
あいつ遅いな、、連絡もないし、、
何回かかけたけどそれにも出ない。
もう時刻は23時を過ぎていた
こうなったら最終手段や。
「もしもし慎?久しぶりやな」
「壱馬さん!お久しぶりです!どうしたんすか?」
慎というのはAの同僚で、俺の学生時代の後輩。
「いや、、Aもう仕事終わってるかなって、、連絡つかんねんな」
「え?A、もうとっくに帰ってますよ?なんか彼氏と飲みに行ってから壱馬さんとゲームだ、、って張り切ってましたけど、、」
「まじで?、、わかった、ありがとう」
電話を切ってからも胸がざわついて落ち着かない
Aのことやから、来られへんってなったら連絡するよな、、
やのになんで、、?
そこまで考えてハッと昨日のクラブ街を思い出す
考えすぎかもしれないけど今行かないと後悔する気がして、慌てて家を出た
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作者名:ysakamosan | 作成日時:2022年6月24日 23時