守りたい [紅一点] ページ19
「…ということで皆さん、よろしくお願いします」
「「"お願いします!"」」
ランページ16人でのバラエティ番組が始まるにつれてプロデューサーの岡部さんとの入念な打ち合わせを終えた。
「あっ、Aちゃん!ちょっといいかな?」
「、、っ、はい、、」
岡部さんに呼ばれ手が震えた
「…、、A?先楽屋戻っとくで?」
「っ、はい!すぐ戻ります!」
手の震えを見られていたのか分からないけど、壱馬さんは不思議そうな顔をしながら楽屋へ戻っていった
岡部さんと2人になるのは苦手。
この人は2人きりになるとセクハラまがいなことを言ってきたり、メンバーとの関係性を勘ぐってきたり、、
とにかく早く話を済ませてみんなのところに戻りたい、、
「あの、どうかしましたか?」
空き部屋に着き、岡部さんより先に声を上げた
「あのさぁ、ちょっと脱いでみてくれない?」
「、、は、、?」
「言うこと聞けるよね?」
今まで言葉ではセクハラをされても行動に移すことは無かった
「、、できませんそんなこと」
「ふーん、ならランページは降板にして他のグループで番組を作ろうかな」
「っ!そんな、、」
なんで、、
私が脱げばみんなを守れる、、?
「嫌なら脱いでよ」
「っ、、」
どうしよう
誰か助けて
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作者名:ysakamosan | 作成日時:2022年6月24日 23時