転校生、忍者少女 (ページ10)

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実行の時間ページ10

磯貝ｓｉｄｅ

　ついに来た放課後

　俺たちは寺坂に言われた通りに水着に着替えプールに入った

　寺坂は先生と何やら話している

　手には銃

　あれは俺たちに配られている銃じゃない

　その銃を先生に向けて引き金を引いた

　近くで激しい爆発が起きた

　プールが爆破した

磯「やばい流され・・・！」

　俺たちは水の流れにさからえず流される

　まずい、このままじゃ死ぬ！

磯「うわぁっ！」

　何かに持ち上げられプールから上げられた

磯「殺せんせー！」

　どうやら殺せんせーが助けてくれたらしい

磯「みんな無事か！？」

前「なんとか他の奴も他の所に上げられた」

片「！？天？天がいない！！」

磯「え！？」

　片岡の言う通り天の姿がどこにもない

磯「天！！」

　プールの水はほとんどなくなっているのに天の姿はない

　しかもこんな時にイトナが殺せんせーと戦っていた

　今は先生にマッハで天を探しに行けない

磯「俺下の岩場見てくる！」

前「あ！磯貝！」

　前原の声を無視して岩場の近くに行く

磯「天！いるのかー！」

　どこだ下まで流されてないよな

貴『・・そが・・・ぃ』

　！下から天の声がした

磯「！天！よかった生きてて」

　天は近くのはみ出した木の太い根に捕まっていた

　俺は急いで天を引き上げた

貴『すまない・・・』

磯「ううん・・・大丈夫だよそれより色々傷だらけじゃないか！」

貴『あぁ、爆発した所のすぐそばにいたからな

　その瓦礫等が当たって逃げるのが遅れた別に何ともない

　骨折も暗殺に支障が出るけがはしていない傷も浅いしな』

磯「なんともなくはないだろ！！」

貴『！』

磯「はっ！ぁ、いやごめん怒鳴って・・・・

　でも女の子なんだから傷が残ったら大変だろ・・・」

貴『・・・お前は優しいのだな』

磯「え」

貴『戻るぞ、向うで何か問題が起きているんだろ？』

磯「あ！うん！イトナが来たんだ」

貴『？いとな・・・？』

　俺たちは先生たちの所へ向かった

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