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  銃撃の音が鳴り止まない。

 「マシンガンだ・・・!!!」

  守るように私の体を抱きしめる羽京くんが、そう叫んだ。

 「いぃいい何なのそれぇえ!!?」
 『ひっ・・・!!』

  ラボカーに当たり続ける銃弾に体が震える。
  あの時氷月くんに助けられずに放心したままだったら今頃、私・・・。

 『っ・・・。』

  羽京くんの服を握った。

 「聖・・・、すぐにここから離れるんだ!!」
 「フゥンなめるなよ、船乗りの操舵を!!水の防壁だ・・・!!!」

  龍水くんがラボカーを操縦し、水の壁を作り銃弾を防いだ。
  その隙に私達はその場から逃げ去る。

  敵が何人いるかはわからないけれど、銃弾の雨も止み、追ってきている気配もない。
  なんとか難は逃れたと考えてもいいのだろうか・・・。

 「助かった、司の超反応で・・・。」
 「全員大したケガは無いか!」

 「聖・・・大丈夫?」
 『う、ん・・・ごめん、こういうときにしっかりしなきゃ、だめなのに。』
 「いや、仕方ないよ・・・。ケガは、ないね・・・。」
 『うん、氷月くんが運んでくれなかったら・・・ありがとう、氷月くん。』

  私が彼にお礼を言えば、聞こえているのかいないのか彼は無反応だった。

 「なんで・・・誰がマシンガンなんか!!」
 「人間一人もいねーんじゃねーのかよ。」
 「やっぱしアメリカは無事だったってこと!?」
 「それはないな。この惨状のママの説明がつかん。」
 「ありうるとすれば

  千空と同じ、自力復活者。」
 『!!!!』

  羽京くんの言葉に皆目を見開く。

 『コーン栽培も、その人が・・・!』
 「だとすりゃ死ぬほどおありがてえがな。
  ククク最悪ダークサイドの科学使いとガチ対決か、負けらんねえなァそんだけは・・・!!!」




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西羽(プロフ) - 更新ありがとうございます! ヒョが優しい…だと…?!(笑) 次回も楽しみにしてます♪ (2021年6月7日 16時) (レス) id: 3a99c04527 (このIDを非表示/違反報告)
西羽(プロフ) - この作品がとても好きで、少しでも時間を見つけては読み進めて一気に読み終わっちゃいました! 冗談や過言でなく最近の私の支えになってます、番外編もまた是非読みたいです。お忙しいかと思いますが応援してます、更新を楽しみにしてます。 (2021年6月1日 21時) (レス) id: 3a99c04527 (このIDを非表示/違反報告)
わわわわわ - この話面白くていつも読んでます!弥さんのペースで頑張って下さい!続き楽しみにしてます! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 9c9d4f1707 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - 続編おめでとうございます。スランプ‥‥私が言えたことじゃないですが、大変ですね‥‥どうか無理をせず、弥さんのペースで書いてください。応援しています! (2021年4月25日 0時) (レス) id: 064c02c015 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年4月25日 0時

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