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次の日、とうとう今回の航海で辿るルートが確定した。
「つうわけでだ、あ゛ー、世界人類叩き起こしまくんぞ。
アルコールが要りまくる。アホほど大量にな。」
「そっか、復活液の原料ってほとんどがアルコールだから・・・。」
「山のように人を起こすのだろう？ブドウで作るワインにせよ芋酒にせよ、さすがにそこまでは量が足りないぞ・・・？」
「そこでだ、最初に造る街は・・・。」
千空くんは地球儀を回し、そして一つの大陸を指して止めた。
「コーンの街！！場所はアメリカ大陸だ・・・！！！」
次にゲットする材料はコーン、それを知って皆はきょとんとする。
「コーン・・・？？」
「だからソッコーだったのね、冬前に辿り着かなきゃ枯れちゃうから。」
『そういうことです。』
「焼きモロコシが食べれるのかー！？」
『イエローデントって言ってね、アメリカご自慢のすごく生産効率が高い品種のトウモロコシがあるの。
これでたくさんアルコールを作れば人類７０億人全員復活も見えてくるの。』
「モロコシを焼けば急に増えた人間の食糧にもなるしなー！！」
「人増やしに一石二鳥じゃねえか・・・！！」
『いや、アルコール作りに適してるだけで味はひっどいよ。』
人類復活を喜ぶ皆の中、一人珍しく口を閉じていたゲンくんが話しだした。
「・・・千空ちゃんと俺とクロムちゃんでさ、レコード使ってみ〜んな騙して、地獄に落ちる大嘘ついたじゃない？「アメリカが復興してる」って嘘。
地獄になんか落ちる前に、ついにホントにしちゃうのね、自分らの手で♪」
千空くんたち、そんな覚悟してあの作戦やってたんだ・・・。
私は地球儀に描かれたアメリカ大陸をじっと見た。
『・・・懐かしいなぁ。』
「そういえば短期留学で行ってたんだっけ？」
羽京くんの言葉に頷いた。
『また、行けるんだね。あそこに・・・。』
「あ゛ぁ行くぞ世界一周街作りツアー、まずは地球の裏アメリカだ・・・！！」
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まっちゃ(プロフ) - コメント失礼します！ネタバレになってしまうので内容は書けませんが、番外編、とても面白いです！これからも弥さんの無理のならない範囲で、更新頑張ってください！影ながらも応援しています！ (2021年4月18日 1時) (
レス) id: 064c02c015 (このIDを非表示/違反報告)
弥(プロフ) - わわわわわさん» 申し訳ありません。番外編のリクエストは受けつけていないんです。また番外編を書く機会があればぜひ書かせていただきます。 (2021年4月17日 22時) (レス) id: 28d3fee7a9 (このIDを非表示/違反報告)
わわわわわ - 番外編のリクエストです。耳攻めされたと羽京がドS化したお願いします。 (2021年4月17日 22時) (レス) id: 9c9d4f1707 (このIDを非表示/違反報告)
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