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  しかしいつまでたってもクロノストーンが元に戻ることはなく

  さらには段々と電気が弱まり、やがては消えた

 「?」

 「なにも起こらないですね」

 「ええ」

 「お、おかしいのぉ・・・なぜスタートしないんじゃ?」

  アルノ博士がスタートボタンを何度も押すが一向に装置が動く気配がしない

  ・・・ダメだったのだろうか

 「本当に大丈夫かよこの装置・・・動け!!」

  瀬戸先輩が装置が力強く蹴った

  途端、装置の画面が赤く点滅しだした


  ・・・これは、どう見ても危険信号だよな

 『なにしてんですか瀬戸先輩!』

 「わ、わりい!」

  装置が再び起動し先程よりもクロノストーンを纏う電気が強力になる

  だがこれは決して正常に動き始めたのではない


 「何が起こってるんだ!!」

 「まずい!システムが暴走しておる!!」

 「暴走!?」

 『やっぱか・・・!』

  光はどんどんと強くなっていく

  危険を知らせているであろうブザーも鳴りやまない

 「どんどんおかしくなっていくぞ!!」

  アルノ博士は必死に装置を止めようと操作しているが

  一向に暴走が止まる気配がない


 「止まるんじゃあああ!!」

 『おいっ円堂監督は!』

 「!」

  円堂監督のクロノストーンをセットしている部分が壊れ、石が浮き始める

  もしかしたら、このまま石が砕けるんじゃ・・・そしてら監督は・・・!

 「監督!!」

 『天馬!』

 「だめよ天馬!!」

  天馬がクロノストーンに手を伸ばした


  もう少しで手が届きそうな時



  とうとう装置が爆発した

 「うあっ!!」

 『うぐっ・・・!』

 「うわああ!!」


  強力な風圧に負け吹っ飛ばされる私達

 『うっ・・・』

  ・・・あまり痛みはなかったな

  ああ、後ろに雨宮がいたからか・・・

 「いってて・・・大丈夫夜月ちゃん」

 『なんとか・・・ナイスクッション・・・』

 「そりゃどうも・・・」


  ミーティングルーム内の明かりが消えたがすぐに予備の電源が点く

  部屋の中に煙が立ち籠る

 『ごほっ・・・円堂監督は・・・』

  装置を見るが、完全に壊れてしまっている・・・

  やはり・・・円堂監督は

 「円堂監督が・・・」

  天馬の悲しむ声が聞こえた


 「誰かいるど」

  天城先輩がそういった


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作品ジャンル:アニメ
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紫苑(プロフ) - ポム川さん» 次の続編でURLはっときました〜。それで検索してみてください (2017年12月26日 22時) (レス) id: 26c430ab18 (このIDを非表示/違反報告)
ポム川 - このお話とても好きなので更新頑張ってください! (2017年12月26日 21時) (レス) id: 29ba529f05 (このIDを非表示/違反報告)
ポム川 - この話のシリーズを読み返していたら作者様がpixivにイラストを出していると言うことで見に行ったのですがどれか、分からなかったのでもしよかったら詳しく教えて下さいませんか? (2017年12月26日 20時) (レス) id: 29ba529f05 (このIDを非表示/違反報告)
パステル(プロフ) - ギャラクシーまで頑張ってください!! (2017年12月25日 22時) (レス) id: f1da28cc27 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 他の皆様含め読んでくださりありがとうございます (2017年12月25日 22時) (レス) id: 3a7538c92d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫苑 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年12月9日 17時

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