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  SARUが現れ、会場中の人間に告げた


 「みんな聞いてくれ、トウドウ議長も認めてくれた

  ラグナロクは改めてもう一度最終決戦を行うよ!」

 「最終決戦!?」

 「そういうと思ったぜ」

 『・・・』


 「お互い最強メンバーを選出しての戦い


  フェーダ代表は僕のチーム、ザ・ラグーン!」


 「ザ・ラグーン」

 『SARUのチーム・・・』

  フェーダ最強のチーム・・・


 「試合は明日、ここラグナロクスタジアムで行う


  全ての決着を明日着けよう、楽しみにしているからね」

  SARUは不敵に笑い、奥の方へ消えていった

 『・・・』

 「待って!」

  天馬の声に振り返る

  支援者Xがフェイを抱えたまま会場から出ようとしていた


 「・・・この子を救うことが、私の役目なんだ」

 『・・・役目・・・?』

  去っていく支援者X

 「待って!」

  天馬は追いかけた


 「私もいく!なんだか心配だもん」

  空野も追いかけた

 『私たちも行くぞ』

 「うん!」

  天馬につづいて私達も支援者Xの後を追った









  天馬に追いつく、観客席にいた皆も来た

  そこはスタジアムの中の通路で、道の端にあるベンチにフェイが寝かされていた

  その傍には色素は薄いが、彼と同じ髪の色の男

  支援者Xと同じローブを着ている


  ・・・ジジイじゃなかったのか・・・

 「ん・・・」

  フェイが目を覚ました

  そして支援者Xの顔を見る

 「あなたは・・・」

 「・・・私は、アスレイ・ルーン


  ・・・お前の、父親だ」


 「!?」

 「ええ!?」

 『・・・父親・・・』

  フェイの、父親・・・

  それが、支援者Xの正体


 「フェイ、本当にお父さんなの?」

  フェイは私達同様目を見開き驚いていたが

  すぐに支援者X・・・アスレイを睨んだ


 「なぜ・・・ここにいるの」

  冷たい声だった

 「お前を・・・見守っていたかったんだ・・・だから、私はフェーダに・・・」

 「・・・・・・今更名乗って、どうなるの」

 「!」


 「フェイ・・・」

  黄名子がフェイの名を呟いた

 「っ・・・フェイ!」

 「・・・今日は僕を助けたい気分だった・・・そんな所?」

 「ち、違う!」

 「あなたは・・・僕を捨てたんじゃなかったの」

  全員が驚く

  フェイを・・・捨てた



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作品ジャンル:アニメ
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紫苑(プロフ) - ポム川さん» 次の続編でURLはっときました〜。それで検索してみてください (2017年12月26日 22時) (レス) id: 26c430ab18 (このIDを非表示/違反報告)
ポム川 - このお話とても好きなので更新頑張ってください! (2017年12月26日 21時) (レス) id: 29ba529f05 (このIDを非表示/違反報告)
ポム川 - この話のシリーズを読み返していたら作者様がpixivにイラストを出していると言うことで見に行ったのですがどれか、分からなかったのでもしよかったら詳しく教えて下さいませんか? (2017年12月26日 20時) (レス) id: 29ba529f05 (このIDを非表示/違反報告)
パステル(プロフ) - ギャラクシーまで頑張ってください!! (2017年12月25日 22時) (レス) id: f1da28cc27 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 他の皆様含め読んでくださりありがとうございます (2017年12月25日 22時) (レス) id: 3a7538c92d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫苑 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年12月9日 17時

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