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「お前とお前はこっちを押してくれ、俺はこいつとこっちを押す」
「それにしても大きな大砲ですね、こんな大砲なにに使うんですか？」
「これかー？カメを捕まえんのよ！！」
「「カメ！？」」
・・・ガメラ？
「あははは！！冗談だよ」
「ええ・・・」
「そんなデカイカメいるわけないだろあっはははは！！」
『殴っていいか』
「落ち着こう」
イライラするなこのおっさん・・・
というか
((じいちゃんに似てる・・・))
なんとなく今、朝日と気持ちが一つになった気がした
「本当は龍を捕まえんのよ」
「龍！？・・・って、冗談ですよねー」
「いいや本当だ！この中にはでっかい網が入っててこれで龍を捕まえるのよ！」
「えー！？本当に！？マジで龍！？やばいみたい・・・！」
龍と聞いて興奮する朝日
相変わらず趣味は年相応の少女より少年よりだ
私もあまり人の事言えないが
おっさんと天馬たちは大砲を押し始めた
おっさんの掛け声と共に押し続けるがいっこうに進む気配はない
土が盛り上がって進めないんだ、後ろの車輪は泥にはまっていないから引けばいいのに
同じことを思っていた神童先輩がおっさんに告げた
「あの、それいったんさげたらどうですか？後ろの車輪ははまってないみたいですし」
「ん？」
おっさんは後ろの車輪を見た
が
「いや、このまま押し出す！押すと決めたら押し出すんだ！」
「ええ・・・」
「一度こうと決めたら曲げないのか」
『めんどくせー性格だな・・・』
「お前も人の事言えないぞ」
『・・・』
剣城の言葉に目をそらした
再び彼らは大砲を押し始める
「そーれ！そーれ！」
『・・・』
意味わかんない
「そーれ！そーれ！」
数分格闘した結果、ようやく車輪が動きだし泥から脱出した
「やったぞー！やったぞやったー！！」
いい年してガキみたいにはしゃぐおっさん
「どう考えてもこの人が劉備のこと知ってるとは思えないよ」
狩屋が小声でそう言ったのが聞こえた
その時
「「兄者ー！！」」
巨漢の薙刀を持った二人がこっちに向かってきた
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ハンちゃん - いつも読んでるよ！！更新頑張ってね！（≧∇≦） (2017年9月18日 16時) (
レス) id: aa3b46b3ae (このIDを非表示/違反報告)
凜(プロフ) - イナクロ、懐かしい・・・！おもしろかったです^^ 更新、楽しみに待ってます！ (2017年9月6日 0時) (レス) id: 1ad9c77509 (このIDを非表示/違反報告)
日和 - 外部から失礼します。紫苑さんの作品読ませていただきました！とても面白かったです！これからも頑張ってください！ (2017年9月3日 22時) (レス) id: f88854e299 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 雨宮シロ@ブイブイさん» ありがとうございます！いつもオリジナルはずすの忘れちゃいます (2017年9月3日 12時) (レス) id: 3a7538c92d (このIDを非表示/違反報告)
雨宮シロ@ブイブイ(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつも楽しく読ませてもらってます。ところで、オリジナルフラグを外し忘れてますよ！ (2017年9月3日 12時) (レス) id: 3fff5a4af9 (このIDを非表示/違反報告)
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