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 「ひどい・・・」


  馬車から見える戦いの後に、私達は眉を下げた


 「激しい戦いが続いているのです」

 「だからジャンヌが立ち上がったんだね」

 「神は私にフランスを救えと告げられました、でも・・・」

 「その話をシャルル王子が信じてくれるかが問題だな」

 「でも、歴史ではジャンヌは王子に会えるはずなんでしょ?」

 「歴史は不安定になっている、門前払いをくらう可能性は十分あるね」

 「そんな・・・」


 「・・・」

  不安な顔をするジャンヌに霧野先輩が声をかける

 「大丈夫だジャンヌ」

 「!」

 「俺達が付いてる」

 「ありがとう・・・」


  笑顔になったジャンヌをみて、ほんの少し安心した


 「あ!お城が見えてきた」

  馬車から見えた大きな壁、その中にそびえる大きな城


 「神よ、どうか私に勇気を」

  ジャンヌの祈りが小さく聞こえた









  馬車から降り、門の前で城を見上げる私達

 「これがシノン城・・・」

 「シャルル王子の城か・・・」

 「フランスの運命がかかった対面だ」

 「ジャンヌ」

 「・・・」

  彼女は再び下を向く

  そんなジャンヌに黄名子は笑いかける

 「ここまできたんだから当たって砕けろやんね!ジャンヌさん!」

 「はい・・・」


  門番に通してもらい、とりあえず中には入らせてもらった

  シャルル王子がジャンヌと対面する許可が出るまで中庭で待つ


  周りには兵士が見張りをしていた

 「私、疑われているんだわ・・・」

 「そんなこと気にすることないって!」

 「一刻も早く、オルレアンに援軍を送らないといけないというのに・・・!」

  ジャンヌに焦りが見え始めた


 「ここで不安な顔をしていたら、うまく行くものも行かなくなるぞ」

 「ランマル・・・」

 「ジャンヌ・ダルクはフランスを救う!それが正しい歴史さ」

 「そうそう!ジャンヌ・ダルクは英雄やんね」

 「どーんっと構えとけばいいんだよ!神のお告げでもそういってたんでしょ?」

 「ふふっ、そうですね」


  笑顔に戻ったジャンヌ

  丁度よいタイミングで城の人がジャンヌを呼びに来た




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作品ジャンル:アニメ
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紫苑(プロフ) - すみませんすっかりオリフラ忘れていました!教えて頂きありがとうございます! (2017年8月24日 22時) (レス) id: 26c430ab18 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - はじめまして!この小説の続きがすごく気になるので、更新期待して待ってます!頑張ってください!! (2017年8月24日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
あろーら - これイナクロパート3じゃないですか?違ってたらごめんなさい。 (2017年8月24日 22時) (レス) id: e84dbba924 (このIDを非表示/違反報告)
spica。(プロフ) - 二次創作の場合はオリジナルフラグ外さないとまずいですよ。 オリジナル書いてる方々や他の二次創作やられてる方々にも迷惑掛かっちゃいます。 (2017年8月24日 22時) (レス) id: 1802727057 (このIDを非表示/違反報告)
古原湊叶@夜久さんloveなカルピス(プロフ) - オリフラ外し忘れてますよ (2017年8月24日 21時) (レス) id: 7f312343b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫苑 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年8月24日 17時

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