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 「あの人達を、倒す!?」

 「さっきの奴等をか!?」

  葵たちは目を見開く

  あんな強い相手に・・・勝たないと、分かってはいるんだけど


  今のままじゃ、あいつらに勝つビジョンが浮かばない


 「だが他に方法はない

  それに時間が経てばマインドコントロールを受けた連中は

  サッカーが嫌いだという今の気持ちを受け入れてしまうかもしれん」

 「そんな・・・!」

 「そんなの絶対にダメ!!」


  皆のおかげで、私は私でいられるようになったのに・・・

 「やだよ、そんなの・・・」

 「ま、頑張るんじゃな」

  アルノ博士はそう言って去っていった

 「天馬・・・どうしよう」

  信助が眉を下げ天馬を見る


 「・・・奴等を倒せるチームを作るしかない」

 「え?」

 「俺達の監督、俺達の仲間、俺達のサッカーを取り戻すにはそれしかないよ!!


  今よりも強くなって、化身アームドの力も手に入れて

  必ずプロトコルオメガを倒してみせる!!」


 「天馬・・・!」

  こんな状況でも、天馬はくじけてなんかいなかった


  そうだよね、諦めたら・・・私を見送ってくれた私の世界の皆に悪いもんね


 「化身アームドか・・・」

 「確かに、あの力があれば」

 「何とかなるかもしれんのぉ!」

 「だが、どうやって化身アームドの力を手に入れるつもりだ」


 「もー!何言ってるの剣城!ここに化身アームドできる頼れる美少女がいるじゃん!」

 「・・・なんとなくだが・・・お前はあまり頼りにならない気がする」

 「ええ!!なんだよそれ!私だって教えるくらいの頭は持ってるよ」

 「・・・じゃあ言ってみろ」


 「バッとしてバーンしてギューってしてポンッ!!」

 「俺が悪かった」

 「あれ〜、すっげぇ呆れた目してるぅ・・・」


  私達のやり取りにみんなは苦笑いをした


 「習得方法は分からない・・・


  けど!時空を超えたって、歴史がおかしくなったって


  強くなるための方法はひとつしかない」

 「それは?」


  天馬は歯を見せて笑い、力強く言った


 「特訓だ!!


  円堂監督ならきっとそう言うよ!!」

 「天馬!」

 「天馬の言う通りだな」

 「特訓!さんせー!」


  皆が頷く


 「よおぉおし!!やるぞおおお!!」







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作品ジャンル:アニメ
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- 確かに、シリアスが無駄になる (2019年1月1日 22時) (レス) id: 7971f57184 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 朝日が出てきてからあんまり面白くない気がします…個人の意見ですけど、主人公の心情などが見たかったです。 (2017年8月30日 16時) (レス) id: fe7fcc0a70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫苑 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年7月21日 13時

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