244 ページ45
・
『いくぞ影山!』
「はい!」
影山と一緒に駆け上がる
二体の化身が私達を吹き飛ばす
「うわぁっ!」
『っ!』
だけどこうなる事なんてすでに分かっていた
『へますんなよ!』
影山の手を掴み力いっぱい投げる
その先にはボール
「エクステントゾーン!!」
影山の必殺シュートが二体の化身を追い抜いた
だがゴールにたどり着く前にシュートの威力は落ちてしまう
「ふんっ威力が削がれたボールなど」
いいんだよそれで
決めるのはこの二人だからな
『特訓の成果見せてやれ』
私の横を走り抜ける剣城と天馬
影山のシュートはあの二人へのパスだ
「天馬!!」
「本当のサッカーを取り戻すんだ!」
二人の動きが完璧にシンクロする
「無駄だ!賢王キングバーン!」
「「ファイアトルネードDD!!」」
「キングファイア!!」
千宮路が止めに入る、だがそれを止めることは絶対に叶わない
「なんだっこの力は!!」
「「いっけええええ!!」」
私達の思いがシュートの威力を更に上げる
「ぐあああ!!」
ゴールネットが大きく揺れた
追加点を知らせるホイッスルが鳴る
「決まった・・・決まったんだ!!ファイアトルネードDDできたんだ!!」
「ああ!」
『まさか本当に成功するとは』
「え〜信じてくれてたんじゃないの」
『まぁ、半分は』
うそ、ちゃんと信じてた・・・言わねえけど
皆が二人の元に集まる
「ちゅーか・・・」
「とりあえず一点ぜよ・・・」
浜野先輩と錦先輩が倒れる
相当動き回っていたしな
二人に代わって青山先輩と一乃先輩が入る
「よし、絶対に勝ちましょう!!」
「「おう!!」」
試合再開
早速攻めてくるドラゴンリンク
「ハンターズネット!!」
狩屋が止め、天馬にパスを送る
「抜かせるか!!」
松風の前を化身が阻む
無駄だ、お前達がどれだけ化身が使えようと
私達を止めることなんてもうできない
化身がなくても、私達は強い・・・!
「そよかぜステップ!!」
天馬が必殺技で追い抜いた
「一乃先輩!」
「絶対に勝とうぜ青山」
「おう一乃!」
二人の前には化身
「「ブリタニアクロス!!」」
「うああっ!!」
二人の必殺技が化身使いに打ち勝った
・
105人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ