227 ページ29
・
「くそ!」
三国先輩は地面を殴った
「なんて強力な技なんだ」
『・・・』
「・・・あの、みなさん」
松風が皆に語りかける
「俺、考えがあるんですけど」
『・・・!』
私達は松風の言葉に耳を傾けた
・
・
・
雷門からのキックオフで試合再開
開始早々
早速倉間先輩にボールが渡った
「サイドワインダー!!」
「なにっ!?」
いきなりのシュートに意表をつかれ
聖堂山は反応できずに、倉間先輩のシュートがゴールへ進む
「止めろ征木!!」
「シュートブレイク!!」
聖堂山のゴールキーパーが倉間先輩のシュートを止めた
悔しがる倉間先輩
「日向!!」
パスを送った征木
「こっからだ!!」
その言葉を合図に私達は走りだす
『渡すかよ・・・!』
日向に送られたボールをカットし松風に送る
『松風』
ボールを受け取り松風は敵陣に攻め込んでいく
「行かせるか!恋崎!堤!」
「「おう!」」
また三人で防ごうとする聖堂山
「止められるもんか!うおおお!!そよかぜステップ!!」
松風がついに聖堂山の包囲を突破した
「剣城!」
そして先にゴール前へ走っていた剣城にボールが渡る
「デスドロップ!」
「シュートブレ―――うわあああっ!!」
剣城の必殺シュートが聖堂山のゴールを突き刺すように入った
向うから剣城と松風が嬉しそうな顔で戻ってきた
『間髪入れずに速攻か・・・』
「ちゅーか、キャプテンらしくなってきたじゃん」
「さあこの勢いで逆転しましょう!!」
・
105人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ